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ヒラメキのタネ

道明寺天満宮手づくりの市★ありがとうございました

2017.03.22 03:50

3連休最後の日の20日、晴天の中、道明寺天満宮手づくりの市にてワークショップを行いました。

10:00、市開始の合図と同時に、たくさんの方々にご参加いただき、ありがとうございました!個性があふれる彩り豊かなちょうちょが生まれ、皆さんのもとへ飛んでいきました!

はじめは、「ちょうちょ」の絵本を読み、ちょうちょの世界を想像してみます。

ちょうちょが女の子の髪のリボンや靴ひも、葡萄などになってみたり、風景に溶け込んでみたり、どんな気分になるのか味わいながら、どんどん旅をします。


ページを進めていくたびに、「ここにいるー!」「あっ、見つけたー!」と前に乗り出して答えてくれるお子さんたち。

とってもかわいくて、キラキラした表情!

高学年のお姉ちゃんたちも恥ずかしながら、静かにちょうちょ探しを楽しんでくれていたかな?

そのあとはワークブックを使って、珍しい5種類のクレヨンを試し描き。

ベタベタするのが苦手なお子さんや、野菜の色の名前に興味津々で、においを嗅いでみるお子さんたち。するする、ざらざら、ねっとり・・・色や質感が違うクレヨンの中から、好きだなぁと思うもの、見つかったかな?

トレーシングペーパーに、好きなクレヨンで色づくり。キットパスで描いたところは、水をつけた綿棒でくるくるすると、絵の具のように溶けて混ざります。


色の作り方も個性的!

お隣の人と違うのが面白いし、そんな塗りかたもあるのかーと気づく時間にも。


軽い力でふわふわと、薄い色合いで模様づくりをしたり、好きな色だけを使って、力いっぱい豪快に、油絵の具のような質感になったり。


先にちょうちょの絵を描きながら色を重ねてみたり、好きな色でしましまを描くお子さんも。

切り貼りも、ひと工夫!

小さなお子さんはお母さんと一緒に。

すいすいと頭の中にある形をハサミで切り進めていくお姉ちゃんも。


想像していることを形に表すのは、大人でも難しいことだと思います。どうしたらいいかわからないお子さんも、少しだけ一緒に考えてみたら、あとは自分でどんどん進めていってくれました。

色をつくって、切って貼って・・・表現する時間を楽しんでいただけたなら嬉しいです。


***


皆さんの作品ギャラリーです。

大人ではなかなか表現できない、個性溢れるちょうちょたち。

水に濡れて手触りが変化する特性をうまく使って、ちょうちょのハネに。

ぐるぐると多種類のクレヨンを何度も重ねた結果の、深くて厚みのある色のハネ。

家と空も描いてくれたのかな?逆にとってしまってごめんなさい!茶色にこだわり、赤で模様をくるくる。

さらには、みつろうクレヨンの広い面を使い、力を抜いていくことでだんだん薄くなるグラデーションのハネ。なんだか、ジュディオングさんの「魅せられて」で出てくる、きらびやかな衣装のような印象を受けました。(古くてごめんなさい!)


お次はしましまグループ!

使ったクレヨンや台紙の色によって、雰囲気もまた違います。うっすらと模様が透けていたり、ハネのかたちもさまざま。

上の2つは姉妹で参加してくださいました。塗り方は、薄く透明感ある感じで似ていますが、ハネの表現が違って面白いです。花柄の台紙にクレヨンで描くと、浮き出てきてそれもまたいい味。

優しい色で表現された、線と色の重なりが美しいちょうちょたちです。

小さなお子さんが、一生懸命につくってくれたちょうちょの世界。色のハネと透明のハネを持ち、今にも飛び出してきそうなちょうちょ。ニコニコ楽しそうに舞う様子だったり、くるくる紙を巻いてみよう!と途中で思いついたことを表現してくれたお子さんも。

大好きなオレンジ色の家族に囲まれた嬉しそうなちょうちょ。見ているだけで幸せになるちょうちょの世界観です。

ハネの中に模様があったり、様々な色が見え隠れ。うまく切れなくても、描き足せば立派なちょうちょ。飛んでいく方向まで表現!

躍動感ある飛び出すちょうちょや、美しい色や模様を纏ったちょうちょたちも。

名刺と素材のタネも、たくさんの方に手にとっていただき、本当にありがとうございました。


約1時間のワークという、こどもの集中力からすれば長い時間にはなりますが、一生懸命聞いて、考えて、表現するひととき。おつきあいくださり、ありがとうございました。