海外のメソードから④
35年前、最初に出会ったのは、友人からの進めもあり、また楽器店に、
さまざまなシリーズが出されていたので、アメリカのメソードが新鮮で使い始めました。
エレクトーンも若いときに習っていたので、コードネームは使っていました。
ピアノ伴奏にも、コードネームを使われていると簡単に伴奏ができると思い、
使用していました。
さまざまなセミナーも開かれていて、参加させていただきました。
その中で、教本数が少なく、その教本の掲載されている曲目がよく変わるというお話を伺って・・・
なぜ、なのか、説明をお聞きして、納得。
大きな目的があって、その中で使いたい要素のある曲をテキストに入れる。
その要素を紹介できるのであれば、どの曲でも構わない、
後で、この曲の方が向いていると気付いた時点で、変更される。
まあ!根本的に軸がしっかりある教本なのだと思いました。
それから、私は、一般的にいわれる教本を使わなくなったのです。
全体の流れと、その事細かに必要とされること。
膨大な量です。
根幹となる教本は、とてもシステムがしっかりしていますから、
その通りにすると素晴らしいと思います。
私は、そこに入っている曲が、好きでなかった・・・
子供たちも、弾いてみたい曲があり、あまり練習もしない子供に
興味のない曲を押し付けても・・・と。
それで、その目的にあった曲を、
また曲集の中から、その目的とすることを身につけるために、
順序よく、
また自由に使うことにしました。
曲が変わるたびに、さまざまなことを学びとれる子供もいれば、
ゆっくりの子供もいます。
タイプによって違いますが、1年を通して、また数年を通して、
学んでいきたいことを約3ヶ月単位で、繰り返しながら、進めていくという方法を取りました。
抽象的な書き方で、ご理解しにくいかと思います。
それを使った即興・作曲のレシピをご紹介させていただきます。