大切な人をなくしたら 【時が経って】
先日、母の少し早い13回忌のために一人で実家に帰省しました。
初めて一人で帰省。うちの入口で出迎えてくれたのは彼岸花でした。
好きなんですよね、彼岸花
母は急性骨髄性白血病で分かった時にはもう手遅れ状態でした。でもドナーが奇跡的に見つかって、本当に賭けで移植をしました。
でも病気発覚から1年ほどで亡くなってしまいました。病気の現実を受け入れられないまま母の死を受け入れなければならない状況でした。でも母らしい死に方だったなと今は思います。
以前書いたブログを貼っておきます。
誰もが避けて通れない
いつかは必ず、どこかで経験しなければならないこと
それは人の死
この1,2ヶ月で自分も含め、周りからご家族が亡くなられたり
大切なペットが亡くなったりというお話を耳にすることが多かったです。
身近な人の死は、想像以上の精神的なショックがあります。
でも、それもその方とどのように関わってきたか、もちろんその人の質で受け取り方は変わってきます。
大半の方はその悲しみや何とも言い難い、虚無感を感じていると思います。
5年前に亡くした母をはじめ、20代前半で身近な人を目の前で看取ることが多かった私は
処理しきれないまま次から次へと身近な人の死を眺めていました。
家族が亡くなった場合は、直後は悲しみに浸る暇などありません。
役所の手続き、お葬式の準備、弔問の方への対応
などなど・・・そうこうしている間に仕事へ戻らなければなりません。
ふとした瞬間にあふれてくる悲しみや、涙
思い出が怒涛のように出てきたり、時には夢に故人が出てきたり・・・
寝れない、食べれない日々が続いたり・・・
そんな時、必要なのは、「誰かに話すこと」「涙を流すこと」
足りなければ泣き叫べばいい
時間が経ったからといっても、処理しにくい部分もあります。
先に挙げたこの行為を繰り返していいんだと思います。
大切な人の死を受け入れるのはそれからできるようになることだと思います。
重い話だから周りに話せない、男性はなおさら泣きながら話したりなんてできなかったりする。
どんな話でも、私は聴きます。
話したくなったら、私でよければ聴きます。
ぐっとこらえてた想いをそっと開いてみてくださいね。
身近な人を亡くされた方々は、オレンジ色やオレンジがかったピンク色などを
見たり、身に着けたりすると少しほっとするかもしれません。
試してみてくださいね。
今年旅立たれた方々のご冥福と
ご家族、周りの方々のお気持ちが癒されますようお祈りいたします。