青年海外協力隊(JICA)
ルワンダでは念願のJICA(青年海外協力隊)の任地に3箇所も訪問させて頂く機会をもらえました。実は僕自身も、アフリカに来る前の選択肢の一つとして、協力隊に入りたいと思っていた時期がありました。
①Kayonza(森谷あすかさん)
水質に関する衛生事業。サイバーエージェントの元同僚でCAC時代にオフィスが一緒だった事もあり、とても懐かしい会話ができました笑
②Busanza(浅野けんしくん)
理科の先生。世界一周したりタイに何度も行ったことがあったり。彼の家に2泊させてもらいましたが、めちゃ勉強になりました。深夜トークがとても熱くて深かったです。
③Musha Sector(竹田憲弘くん)
水の防衛隊。水の衛生事業。「ルワンダノオト」でお馴染みの、アフリカを目指す日本人からしたら超有名なルワンダブロガーです。
今回の訪問では、『現場への入り方』の重要性を改めて教えてもらった気がします。
言わずもがなですが、2年間どっぷり任地にいる協力隊の方々の入り方は半端じゃないです。
言語は分かりやすいところですが、(個人差はあると思いますが)みんな現地の人と現地語で会話をされています。当然、旅でペロッと寄っただけの僕には現地語を習得できるはずもなく、側でペラペラと彼らが喋ってるのを見て感心しまくりなわけです。
反面、これは仕方がないことかもしれませんが、「マクロ視点が持ちづらい」と言う事を言っていました。もちろん悪意は無いですが、それこそ協力隊の任地となるような場所は、アフリカの各国でも田舎地方が多いので、ネット環境も十分じゃないわけです。
現地を訪れる先進国のバリバリでビジネスをやっているような人間も、そんなに頻繁に来るわけではないので、情報に偏りが出ます。そのため、ミクロの現地視点はバッチリだけどマクロ視点がおざなりになってしまう、なんて事象が各地であるようです。
そういう意味でいうと、ケニアの世界銀行に勤められている小辻さん主導のフィールド調査団なんかはとてもいい事例だと思います。
脱線しますが、他国のJICAのような国家ボランティアについて。
元々JICAはアメリカの組織を模倣しているとのことで、PeaceCorpsと言う団体のボランティアも居るらしいです。
また、KOICA(韓国のJICA)はあるのに、なぜCHICA(中国のボランティア)は無いんだろう、という話が出た時は面白かったです。