行政書士試験合格まで
昨年の行政書士試験で合格し、今年5月に開業。
3月末で経営していたBARを廃業し、4月に廃業手続きと行政書士の開業手続きに追われ、
5月に無事行政書士登録されるも身分証等が6月に到着。
廃業までの間に話が来ていた予約の案件も受任可能になるまでに時間がかかりすぎてキャンセルになってしまうとか・・・
5月の登録直後の締め切りに滑り込みで入管申請取次の講習受講の申し込みをして、6月に受講&効果測定(試験のようなもの)を受けて、7月に講習修了認定を受け申請取次届出。
9月にようやく申請取次行政書士として証明証が到着。
6月に出席した行政書士会のワーキンググループで任された事業承継に関するレポート兼講座を新人にもかかわらず9月に無事開催して意外と好評で次回も継続してとお願いされる。
・・・ろくに仕事をしないまま勉強と対応と準備で開業から3カ月以上を費やしてしまいました。
そうこうするうちに今年の行政書士試験も直前期。
もしかしたら受験生が見に来ることもあるかも、などと思い書いています。
以下、本文となります。
私は去年が初受験ではありません。
しかも行政書士ではなく司法書士を目指して勉強していました。
2019年7月に司法書士試験を初受験し、午後の試験で圧倒的な勉強不足とハードルの高さを実感しました。
試験当日に不合格が確定してしまった悔しさから、司法書士試験の翌日に行政書士試験の過去問を購入し、2018年の行政書士試験の過去問をいきなり解く。
行政書士試験のメイン科目とも呼べる行政法を全く勉強せずに解く過去問w
行政書士試験は180/300の60%正答で合格する試験ですが、行政法知らずとも148/300!
自信を付けるためにも行政書士試験を受験しようと即手続き!
手続きしたものの「行政書士って何やるの???」と行政書士について調べる。
司法書士は仕事が分かりやすいし、イメージが十分に湧く。
しかし、行政書士というと何をしている人かわからない・・・
モティベーションが上がらぬまま10月下旬に差し掛かり、慌てて勉強!
7月から10月まで仕事とゲームに明け暮れてましたwww
そんなこんなで2週間程度の短期集中勉強で臨んだ行政書士試験の初受験!
現在はほとんどの国家試験で試験当日の夕方から各資格予備校の解答速報が出ます。
試験を受けた感覚では緊張もなく実力は出せたが合格点に届くか微妙・・・
司法書士試験の時は解答速報を見るまでもなく不合格を自覚していましたが、
行政書士試験ではマークシートはそこそこの手応えを感じていました。
しかし、記述式の問題が20点×3問の計60点配点なんですが、これが鬼門。
2019年の記述式の問題は知らない知識が問われてしまって想像で回答する。
マークシートの自己採点は148点、ぶれても-2~2点程度。
しかし、記述式が推定12~16点程度の得点と自己予想。
何というか、不勉強がそのまま点数になっただけですね。
結果は174/300点で惜しくも不合格でした。
記述式の採点がめちゃめちゃ甘かったらしいです。
実際ちんぷんかんぷんな問題だったのに26点も貰えていました♩
そして年が明けたらCOVID-19ですよ・・・春には日本でも緊急事態宣言。
元々は複業で士業やろうと思っていたのに、飲食業はお先真っ暗。
一応、各国政府の対応や日本政府の対応を見つつ、収束でも長期戦でも対応できるように、
両方に対策を打ちつつ法律の勉強を・・・
でも、緊急事態宣言による休業要請中に飽きてしまって刑事系の勉強をしてみたり。
人の不幸に触れたくないことを理由に避けていた刑事系。
でも、基本書を読んでみるとなんとも人に優しい法律なんです、刑事系。
刑法も刑事訴訟法もその他の法律も、半分は優しさでできてる!
そして出会った、司法試験予備試験の過去問集!!!
コレ、コレっすよやるべきは、そして求めていたものは!
というわけで、行政書士試験の過去問は放置して予備試験の過去問集を行政書士試験と重なる科目全部回す、ついでだから民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法の過去問も一緒に購入!
重ならない3科目は試験後のお楽しみに取って置く。
一応、直前の直前は一年前に購入した行政書士試験5年間分の過去問をやる。
そして行政書士試験のいじわるさを思い出す・・・
今回は落とせぬ、さほど期待していなかった政府対応は想像以上に不手際。
店はもう続けていくのは無理と判断し、行政書士として生計を立てるしかない。
そして法律の勉強は楽しい、本命は司法試験予備試験の突破!
今回の行政書士試験で不合格になるようなら到底届かぬ夢也。
試験終了後の感想は「記述式がカオス過ぎてマークシートで合格点取れてない場合は合格発表まで3つ目の道を模索しなければならない」といったところ。
そのぐらいカオスな問題だったし、各資格予備校でも意見が割れたしyoutubeでも荒れた。
が、しかし、当日の夜の解答速報のマークシートはブレが小さく、マークシートのみで180点突破が確実となった。
事故が無ければ合格確定、開業のために情報収集をしつつ、5月の予備試験の勉強をすると方向性が定まった。
そうして冒頭の流れとなり、今に至る。
あ、予備試験は1次試験で147/270(合格点162点)で短答式試験も突破できませんでした。
更に言うと、2020年の行政書士試験まで予備試験の過去問も回すと書きましたが実際には行政法だけ2周解いて他の科目は1周しかできませんでしたwww
予備試験前には7科目を全科目2周まではやれましたが・・・民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法を各2周と憲法、民法、商法(会社法)を各1周ですねw
おかげさまで3周目に入らなかった行政法は10/30点しか取れませんでした。
本当に惰弱ですみません・・・あ、でも申請取次の効果測定は満点ですwww
行政書士試験を受験される方は、行政書士試験の過去問ではなく、司法試験予備試験の択一過去問をやればまぁ、合格できると思います。
勉強法としては何といってもおすすめですね、過去問の蓄積も厚いし、理解しないとまず解けないですから。
行政書士試験はマークシートで180点を目指すに限る!
何故って記述は本当にカオスなので・・・
つまり、予備試験も法律科目8割を目指すに限るということですね!