Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

とあるノベルゲーム好きな天道虫

【都市伝説を解決せよ】真流行り神3 プレイ日記

2021.09.30 11:00

 

真流行り神3!!!


 私の大好きなゲームの新作がついに出ました!色々とADVをプレイしてますが、三本指に入るぐらい好きです。

 

 シリーズ6作目の本作。

 隙間女、呪いの人形、人間シチュー、両面宿儺……。

 古今東西あらゆる都市伝説にまつわる事件が起きて、それを刑事の主人公が解決するというオーソドックスなゲーム。ホラーとサスペンスと人間ドラマが絡み合って、心に傷を残すことも多いシリーズ……。ホントに待ってた……続きが出て嬉しい……嬉しい……。

 

 というわけでサクッとクリアしました。

 プレイ時間は1章につき2時間ぐらいです。全5章+オマケ章で、クリアには17時間ぐらいかかりました。トロフィーコンプには20時間ほどです。結構文章量がありました。

 

 

 

 


 

 

【科学かオカルトか】

 流行り神の面白いところといえばやっぱりコレ!

 各章ごとに都市伝説にまつわる事件が起きるのですが、それに対してどう調査していくのかはプレイヤーが選べます。


 不可解な怪異は人間がトリックを用いて起こしたものと考える

 現実路線での科学ルート

 

 呪いや幽霊の存在を視野に入れて怪異の法則を辿っていく

 多角的に捜査するオカルトルート

 


 どちらのルートも荒唐無稽ではありません。特にオカルトルートはなんでもアリと考えがちですが、都市伝説の法則を論理的に読み解く過程はとても面白かったです。


 どちらかが正しいとは限らず、どちらもプレイすることで事件の全貌が見える形になります。

 あえて言うなら今作は科学ルートの方が後味が悪いので、科学ルート→オカルトルートの順の方が気持ちよく楽しめるかな〜と。

 

 それにしても科学ルートも初代と比べて結構なんでもアリになってきましたね。オーバーテクノロジーと思うところもありますが、あと5年後ぐらいには有り得そうな技術です。

 人間の科学の進歩ってスゲエ……。

 

 


 

 

【ゲームシステム】

 流行り神はオーソドックスなノベルゲームです。

 だからこそ満足度は高いです。期待してたものがそのまま出てきました。

 登場人物たちと心理学と会話術で駆け引きをするライアーズアートが特に良かったです。

 前作までは当てずっぽうなところも多かったのですが、今作は間違えても納得するような論理づくの選択肢で構成されていました。理不尽なものはなく、また章の重要なラストシーンで用いられるので雰囲気盛り盛りなのでプレイしていてとても楽しかったです。

 人間関係図を埋めて真相を解き明かす推理ロジック、先も紹介した選択肢でのルート分岐も流行り神を面白くする要素でしょう。

 

 


 

 

【隅々まで遊んでみて】

 警察や心理学、そして都市伝説の豆知識が載っているデータベースも健在!

 本編では紹介されない話もあるので、ここを読んでいるだけでも十分楽しめたりします笑。

 音楽も捜査する気分をアゲてくれるカッコいいものから、都市伝説の恐怖を倍増するものまで。

 今作が一番BGM的には好きかも……。

 あっ、ここまで紹介しといてアレですが

 本作はR18指定

 です。

 

 上記の画像のようにグロい演出や表現がバジバシ出てくるので食事中にはプレイしないように。

 ただグロいのではなく、グロいことで現実感を増してくれるのも好きですね……。

 

 


 

 シリーズ6作目ということで謎の秘密組織F.O.A.Fとの戦いもついに佳境。

 本作のラストでは前シリーズの主人公の名前も出てきて、次作ではいよいよ地下編纂室の面々も勢揃いか!?

 

 個人的には次作を出す雰囲気を匂わせてくれたのが一番喜んだところかも。

 都市伝説にまつわる事件は続いていく。

 いや〜!真流行り神4が今から楽しみで仕方ないです。次はいったいどんな都市伝説が題材されるのか……!

 

 未プレイの方は是非真流行り神3プレイしてみてください。シリーズ初心者の方でも雰囲気にドップリ浸かりながらプレイできること間違いなしです。