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日和堂-hiyorido-

35歳の終活 その1

2021.10.04 12:30

今年に入って大切な人が2人亡くなりました。

1人は祖父。1人は人生の師匠。

更に子どもの頃に面倒を見てくれた人が2人亡くなった事を最近聞きました。


あまり今まで身近に死を感じることがなかった私。

今回一気に経験し、考えるのは自分の死についてです。

人間いつ死ぬかなんてわからない。明日死ぬかもしれない。

そして今自分が死んだらどうなるのか。


まずは遺族が悲しむ暇もない位の沢山の手続き。

淡々と進んでいくとはいえ、やはり色々と細かい問題が出てくる。

正直お金さえあれば、依頼して解決!ってなるだろうが

そこは宝くじでも当たらない限り(買ってもいない笑)残すことができない。


せめて今自分が生きているうちに、

解決できるものはスッキリさせておきたいなと思ったのです。

 

私はこの35歳の1年間かけて、

自分がいつ死んでも良いように整理することにしました。

最終的には、全てを「遺書」にまとめていきます。


まず最初に取り掛かったのは物理的に大変な荷物整理。

未婚・そして子供もいないので、捨てるのは親とパートナーがメインになるでしょう。

出来るだけ負担を減らしたいと思い、まずは先日実家にある私の荷物を整理してきました。

私がかなり甘えているのもあり、相当な荷物を置いてもらっていまして。

イベント出店、イベント制作の荷物などもかなり整理しました。

手帳・書類・イベントで使う布・テント・古くなったアロマオイル・照明

古いケーブル・アクセサリー・ディプロマなどなど

本当に色々なジャンルの物が出てくる出てくる・・・! 

 

思い出の品もありますが、基準となるのはあくまで

『自分が死んだ時に必要かどうか』

です。


ただ、基準を通り越して残しておきたいものもありました。

その中の1つがこちら。

こちらも先日逝去した、

クリスチャン・ボルタンスキーの「心臓音のアーカイブ」で録音した私の心臓音のCD。

私が死んでも、私の心臓音はここでずっと流れ続けるのです。

CD自体は破棄するか悩みましたが、やはり想いがこもっているので

これは最終的に「遺書」と一緒に保管しようと思います。



1日整理しましたが、結果終わらず・・・。

また次回も荷物整理していきます。