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河北新報社 記者と駆けるインターン

「あれから…そして思い」  東北芸術工科大2年 佐久間楓

2015.03.10 02:00

インターン10期で一番の問題児、佐久間楓です。

その訳は後ほどわかります…。



記者と駆けるインターン10期が終わって、はや2日がたとうとしています。

みなそれぞれの場所へ帰っていき、日常の生活に戻りつつあります。



あのインターンの日々が「夢だったのではなかったか」とふと思います。

しかし、ケータイを開くと一緒に駆けた18人の仲間と撮った写真があって、

夢ではないということを思い知らされます。

それほど刺激的で濃密な時間でした。




同じ取材班のメンバーと話し合いが過熱して喧嘩してしまったことや、

取材に遅れそうになって走ったこと、

班原稿は、ほぼ罵りあいに近いぐらいの勢いで議論し、みんなで書きあげたこと…。

その一瞬一瞬は大変でしたが、今となってはいい思い出です。



わたしはインターン生の中でも一番の直情型です。

すぐに感情が表に出ます。

だから、河北新報のデスク陣に対しても、

自分の書いた原稿が添削されると反発的な言動、態度をとってしまうこともありました。



しかし、デスクの皆様は私に穏やかに向き合い、優しくも厳しく諭してくださいました。

普通だったら激怒されてインターンをクビになっていてもおかしくはないです。

特に担当デスクの今野さんにはご迷惑ばかりおかけして申し訳ない思いです。

同時に、私にきちんと接してくださってありがたさいっぱいです。



また一緒だったD班のメンバーにも迷惑かけました。

にも関わらず、私を見捨てずに最後まで全力で向き合ってくれました。



そして、そんな異端なD班を、他のインターン生もみんな、温かく優しく見守ってくれました。

感謝の気持ちでいっぱいです。



 



16日間に河北で学んだことはたくさんあります。

取材と記事のノウハウ、

社会人や記者としての心得、

なりたい自分に向けて行動する大事さなど

数え上げたらきりがありません。



中でも、私が一番心に残る学びは

『社会や人にきちんと向き合って伝えていかなければいけないこと』。

これはデスクやインターン生の皆さんが、

私に共通して語ってくれたことです。



私は石巻出身です。

もともと震災の出来事を言葉で発信する活動をしていました。

でも心のどこかに、自分の活動に対して「やっていいのか」という疑念も持っていました。



この期間を通して、その必要性を改めて感じました。

人と社会に向き合って発信していくことで、震災の出来事を誰かが思うきっかけなる。

そのことで「二度と同じ悲劇が起きないように」という思いが蘇ったからです。

自分が経験した話を、誰も必要としなくなるまで、発信を続けていこうと決意しました。



「インターンで学んだことを次に生かさなければ、すぐにインターン前の自分に戻ってしまう」



事後研修で松浦さんが言っていたように、

この経験を胸に、次の目標に向けて走り出していきたいと思います。



 



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