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河北新報社 記者と駆けるインターン

やってきてしまった、インタビュー原稿批評会 早稲田大学大学院修士一年 栗原彩乃

2014.09.10 17:31

11日のブログは、早稲田大大学院修士1年の栗原彩乃が担当させていただきます。



 



インターンシップ4日目の朝。



今にも雨が降り出しそうな仙台の空が、まさに私の心境とリンクします。



というのも、本日の予定は厳しい厳しいと呼び声高い原稿の「批評会」です。



 



私たちは昨日4人1組に分かれて、社会人のゲストにインタビューを行いました。



インタビューを受けてくださった7名の方々は、忙しい仕事の合間をぬって協力してくださる方たちばかり。

見ず知らずの学生のために貴重な時間を割いて来社してくださり、学生たちの素っ頓狂な質問にも真摯に答え、

最後は「いい記事期待してるよ!頑張ってね!」と笑顔で去っていく。



とても心優しいゲストの方々のためにせめてもの恩返しをと、私自身必死の思いで約1400字の原稿を書き上げました。



しかし、書いている途中で、

「あれも足りないこれも足りない」「ここをもっと聞けばよかった」

と反省することばかり。



どのような記事にするのか、あらかじめ「仮説」を立てておくことが、重要な情報を聞き逃さないためには重要だとあらためて感じました。




【午前10時。いよいよ模擬インタビュー原稿批評会の始まりです】



 



批評会では、6─7人の学生に対して1人のデスクが付きます。

まずは学生が自分の書いた原稿を、みんなの前で読み上げます。

声に出してみると、リズムが悪かったり、分かりにくい文章があったりと、新しい発見がありました。

しかし、時すでに遅し。



 



「文章が長い」



 



「固有名詞や具体的な数値がない」



 



「かぎ括弧が効果的に使えてない」



 



いろいろと耳の痛いつっこみを学生たちから受けた後、デスクによる講評が始まります。



 



「かっこいい言葉を並べる前に本質を書いてほしい」



 



「場面を想起させるような描写を入れてないから、とってきた情報が全部死んでいる」



 



「すらすら読めるということは、分かり易いということなのか、ただ右から左へ流れているだけなのか、注意して」



 



私の班を担当した矢嶋デスクからは、柔らかな語り口調ながら、次から次へと厳しいつっこみが飛んできます。



 




【学生たちの表情が皆一様に、どんどんと強張っていくのが印象的でした】



ゲストの方々の温かい対応を受けて、記事をおざなりに書いた学生は誰一人いないはずです。

なのに、この有様。

限られた時間と字数の中で、思いを言葉にすることの難しさ、

そしてそれを相手の心に響くように届けることの難しさを痛感しました。




【指摘を受けた箇所を赤ペンでメモした私の原稿】



 



デスクの方に、こうして自分が書いた記事に赤ペンを入れてもらい、具体的な改善点を指摘してもらう。

こんな体験、普通はできません。

今日の午前中は、かけがえのない貴重な時間となりました。



 



班の中で一番出来が良かった原稿が、ウェブマガジン「いぐする仙台」の「ワタシとシゴト」というコーナーで紹介される予定です。

果たして誰の記事が掲載されるのか。

心静かに、その時を待ちたいと思います。



 



私たちの班は、これから中小企業への初めての取材に出掛けます。

仙台市中心部にある小さな映画館に行く予定です。

緊張して、たまごサンドが喉を通りません。



午前の生傷が少し痛みますが、とにかく全力で取材相手にぶつかってきたいと思います!



 



 



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