Interviews: ロンドンのマーケットでフルーツを売る全身 Supreme おじさん、ランス・ウォルシュ
ロンドンのストリートヘッズにとってはもうすっかりお馴染みの存在である愛すべき〈Supreme(シュプリーム)〉大好きおじさん Lance Walsh(ランス・ウォルシュ)を『HYPEBEAST』読者の皆さまにご紹介。
20代の熱狂的なストリートヘッズさながらに毎日〈Supreme〉のアイテムでその身を固める50代半ばのLanceの本業は、分かりやすく言えば“八百屋さん”。ロンドン・ソーホー地区にあるBerwick Street(バーウィックストリート)のマーケットにて約30年間フルーツや野菜を売り続ける彼は、〈Supreme〉が2011年9月にロンドン店をオープンさせた数ヶ月後の2012年頃からその魅力に目覚め、今では〈Lacoste(ラコステ)〉とのコラボアイテムや〈The North Face(ザ・ノース・フェイス)〉とのコラボアイテム、アイコニックなボックスロゴフーディーを含む計50以上のアイテムを所有しているとのこと。今では国内外から彼の着こなしを見るために観光客が彼の店を観光名所のように訪れ、海外メディアからの取材も受けるほどに有名な存在となったそんなLanceおじさんに『HYPEBEAST』はインタビュー&彼が普段通りの姿で普段通りに働く姿を切り撮ったシューティングを敢行。
まずは全身〈Supreme〉のアイテムでばっちりキメた彼のスタイルとQ&Aを下よりチェックしてみてほしい。
どのくらい前からこの仕事をしているの?
もうここに店を構えてから30年になるね。
なんでソーホー地区の場所を選んだの?
子供の頃からこの地域にあった花屋で働いてたから、僕にとってはこの場所で働くことが自然だったんだ。
いつぐらいからSupremeのアイテムを集め始めたの?
集めはじめてからはかれこれ3~4年経つかな。
それはSupremeの旗艦店がロンドンにオープンする前?後?
オープンした後だね。友人のJagger(ロンドンのSupreme旗艦店のストアマネージャー)が連れて行ってくれたんだ。
子供が3人いるそうだけど、その子供たちもSupremeが好きなの?
息子は僕同様Supremeが大好きで、僕のところにやって来た時には沢山持って帰るんだ。
Supremeにのめり込んでいったきっかけは?
あるとても寒い日に友人のJaggerがUshankaハットをくれたんだ。それからハマっていったね。
ロンドン店のマネージャーのJaggerと仲が良いんだね。
そうだね、とてもいい友人だよ。彼は時々新商品のゲットを手伝ってくれるしね。
お店に買い物に来た人はLanceの洋服のスタイルのことを知ってる?
もちろんさ。LAやロシア、アジアの人も世界中の人から写真をお願いされるよ。
Supremeで一番お気に入りのアイテムは?
今はこの前リリースされたファージャケットだね。
それを着ている時はどんな気分?
まさに“Supreme(最高)”だね。
仕事中に洋服が汚れないか心配になることはないの?
いや、そんなことはないよ。僕は常に気をつけているから。
Supremeのアイテムで今一番手に入れたいものはなに?
2012年の春夏シーズンでリリースされたKate Moss(ケイト・モス)のフォトTかな。