中国不動産、株、為替　同時安。アジアの不動産、株、為替の同時安が懸念される。フィリピンは。。

本当に習近平は毛沢東同様に経済音痴。独裁者には有りがちなタイプだが、この時期に同時安ではまずかろう。まあ鎖国に入る準備かも知れないが、しかし、国内は水害で多くの公共施設が破壊され、その上電力不足で停電、昨年もそうであったが、この冬を如何するのか。そして水害もあり食糧不足で世界食糧価格を押し上げ、日本は石炭は関係無いが、日本の強力でアジア中で石炭発電所が稼働している、石炭価格も高騰中。ガソリン価格も高騰中、船積みコンテナ輸送価格が３倍に高騰中。作った物も売れない。もし本当にこのパンデミックを引き起こしたのなら、本当の馬鹿でしか無い、習近平。

不動産だけでも、恒大だけで負債３０兆円、他に準じている不動産屋の負債を足せば２００兆円、その影響を足せば５００兆円規模の影響。日本のバブル崩壊ですら、世界に冠たる11の銀行が3つに成った訳で、それも30年と言う時を経て、ソフトランヂィング、でもまだ引きずっているが、中国の場合は劇的で、短時間処理になる。習近平の経済音痴が銀行だけは助けようとしているが、無理に決まっている。鎖国か戦争かの選択肢しか残らない。フィリピンは全てのデベロッパー、全国に広がる建築材はアヤラ、三菱系を除いて華僑が全てを支配している。そこに割り込もうとしたら命が危ない。即ち全て中国の素材、建材、デベロッパーに於いてはビルの設計図面に至る。アヤラ系列で考えれば、アヤラで売る不動産。それを作るMDCマカチィデベロッピングコープ、金融ではBPI銀行で有る。SM率いるデベロッパーはSMDC,金融機関はBDO。デベロッパー、フィルインベストの金融はEastWest 銀行。フィリピン航空系列のデベロッパー、イーストウッドの金融はは以前はアライド銀行であったが、イーストウッド、サンタロッサ、フィリピン航空の失敗からPNBフィリピンナショナル銀行にアライド銀行を吸収した。中国恒大の負債の50%は建材その他を納入する建材メーカー、他の中国不動産デベロッパーも支払い不能になれば、２００兆円以上の負債を抱える事にになり、連鎖倒産は免れない。そうなれば誰がフィリピンに建材を供給出来るのか？　今計画中、建てかけの不動産はどうなるのだろうか、フィリピンでは建てる前から金を集めている。その上、各デベロッパーは社債を発行して資金調達を行なっている。恒大は表向きの帳面負債が、３０兆円だが、実は簿外負債、海外で発行している負債が２０兆円有る。ではフィリピンでは何が起きたか予想すると、社債のスワップで有る。アヤラの社債、恒大の社債をスワップして、それを金融機関がそれを担保に金を貸していたのでは無いかと推測する。今モルガンその他の試算では、この社債の価値は10%も無い。では銀行はどうなるのであろうか。私はこの関係を心配して、上記のデベロッパー関連の銀行、RCBC銀行も含まれるが、それらとの付き合いを辞めている。今のメインはトヨタ系のメトロ銀行にしている。この様な実態と真実が出た場合、フィリピン最大の銀行BDOでも、危ないと言われる日本の地方銀行より小さいのだから、あっという間にお陀仏で有る。プライドばかり高く、超大国の真似をするとツケは大きい。こんなに早く来るとは思わなかったが、日本に片足と3年前から言っている。