「黒」のタイダイ染め
Rit染料でタイダイ染めしたショルダートートをベストカラー(ブラック)でタイダイ染めしました。
ちょうど黒のタイダイ染めをしていたので、アニマル柄に染めようと挑戦しました。
ここで考えたのが染色液(ブラック)の濃度です。
トレーナーでは濃い濃度でうまくいかなかったので、薄い方で染める事にしました。
<染め方>
1.縦方向にランダムにシワを寄せ、輪ゴムで仮止めし、タコ糸で斜めに縛っておきま
す。(ゴムで縛ったままだとアコーディオンに仕上がる?)
2.染色液を作ります。
3.縛ったショルダートートをぬるま湯で濡らして絞り、網等の上に置いて染色液をかけ
ます。シワと平行方向にもかけます。裏側も同じようにします。
ひもの部分は後から別にかけます。
※シワの間には染色液はかけません。
4.染色液が垂れなくなったら、フィックス溶液を両面にたっぷりかけます。ひもの部分
にも同じようにかけます。
5.フィックス溶液が垂れなくなったら、ビニール袋に入れて一晩放置します。
6.流水で表面の余分な染料を落としてから、タコ糸を外して洗います。
7.乾燥させて、アイロンを掛けて仕上げます。
やはり染色液は薄かったようです。
このように繊維の太さや生地の織等によって、染まり易いもの染まり難いもの、発色の良いもの悪いものがあり、一概にこれが最も適しているとは言えないのです。もちろん、温度やその他の条件に左右されることもあります。
つまり、たくさん染めて、経験値を得るしかありません。
経験豊富な場合でも、染めた経験がないものに対しては慎重に対応するのがいいでしょう。
しかし、中には想像以上のものができあがる場合もあります。
そこが染色の面白いところでもあります。
今回はシワの寄せ方も細過ぎたようです。倍くらい大胆にしわを寄せた方がそれらしく染まったと考えられます。
反省しきりです。
いずれまた、挑戦したいと思います。
想像していたものとは違いましたが、これはこれで面白い出来だと思いませんか???