今日9/30は、シンプリー・レッド『スターズ』リリース30周年!リミックス・アルバムの発売決定!
1991年9月30日、シンプリー・レッドは通算4作目となる『スターズ』をリリースしました。扇動的なピアノ・リフが否が応でも気分を高揚させる「サムシング・ゴット・ミー・スターテッド」で始まるこの作品は、当時の最先端のハウス・サウンドと、オーガニックなソウル・ミュージックを融合させたエポック・メイキングな作品でした。アルバムからはシングルが5枚カットされ、なかでもアルバム表題曲は本国イギリスはもちろん、日本のラジオでもパワープレイされ、今なお人気の高い楽曲です。
日本でとくに話題となったのは、当時Soul II Soulやシールで注目を集めていた日本人ドラマー、屋敷豪太がシンプリー・レッドに正式加入したことでした。彼が生み出すグランドビートは、この頃のシンプリー・レッドに欠かせないサウンドで、このアルバムを成功に導いた立役者であることは間違いないことですが、彼がプロデューサーにより、プログラマーとしてこの作品のレコーディングに招集された時、バンドメンバーは誰も彼がドラマーであることを知らなかったというから驚きです。
祝30周年★60秒でわかるシンプリー・レッド『スターズ』
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そして10月22日には、シンプリー・レッドのこれまでのヒット・シングルのリミックス・ヴァージョンを集めた“リミックス・コレクション”『SIMPLY RED REMIXED VOL1.(1985-2000)』が2枚組CDでリリースとなります。
タイトルが示す通り、デビュー・アルバム『PICTURE BOOK』(1985) から、『LOVE AND THE RUSSIAN WINTER』(1999) までのアルバムから生まれたリミックス・ヴァージョンを集めたコンピレーション・アルバム。収録されている22曲の中には、「Something Got Me Started (David Morales Radio Mix)」や「Money’s Too Tight To Mention (United City Mix)」などの未発表リミックスも含まれています。
ミック・ハックネルの艶やかなヴァーカルと、洗練されたソウル/ポップ・サウンドで、ブルー・アイド・ソウルの本質を世界中に提示したシンプリー・レッド。彼らのサウンドはダンスフロアとも抜群の相性を見せ、人気DJによるリミックスがシングルには収録され、またダンス・チャートを賑わせたヒットも数多いです。本作にもポール・オークンフォールドによる「Freedom (Perfecto Mix)」やルイ・ヴェガ & ケニー “ドープ” ゴンザレスからなるマスターズ・アット・ワークによる「Thrill Me (Masters At Work House Mix)」をはじめ、SATOSHI TOMIIE(富家哲)やジャー・ウォーブル、Phats & Small などのアーティストによるリミックスが収められています。
このアルバムから、「Something Got Me Started (David Morales Radio Mix)」が先行配信中です。
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(CDは輸入盤のみの発売となります)