岸田新総裁しょせんは「安倍・麻生傀儡政権」・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■岸田新総裁しょせんは
「安倍・麻生傀儡政権」要職起用で
飛び交う名前は“スネ傷”ばかり
公開日:2021/09/30
「1期1年、連続3期まで」という
党役員任期の改革案を打ち出し、
「二階幹事長外し」で自民党内のド肝を抜い
た岸田新総裁だが、威勢がよかったのは投票
まで。
就任直後の記者会見では、早速、派閥長老へ
の“忖度”意識が露見した。
■「老壮青のバランス」で派閥均衡
「中堅・若手を登用する」とはしながらも、
「老壮青のバランスが大事だ」
「党の実力者の方々も素晴らしい能力をお持
ちだ」と付け加えるのを忘れなかった。
「早急に人事の『たたき台』をつくる」と
言ったが、「たたき台」を持って安倍前首相
や麻生財務相にお伺いを立てるのか。
「岸田氏の勝利に貢献した細田派(つまり
安倍氏)、麻生派、竹下派の3派閥は、当然、
それなりの処遇を求めてくるでしょう。どこ
まで岸田政権としての独自色を出せるかです
が、結局、ボス連中に気を使った、派閥均衡
の守りの人事にならざるを得ないのではない
か」(政治評論家・野上忠興氏)
■要職には3派閥から起用か
しょせんは、安倍・麻生傀儡政権なのだか
ら、自分の人事などできるわけがない。
早くも、要職には3派閥からの起用案が取り
沙汰されている。
総裁選期間中から幹事長に有力と噂されて
いたのが、麻生派の甘利明税制調査会長だ。
安倍・麻生と合わせて「3A」という呼び名
もある。
大臣室で現金50万円を受け取った口利き疑惑
の説明がいまだ済まされていないのに、
幹事長就任で“みそぎ”の魂胆だ。
幹事長や官房長官には細田派の萩生田光一
文科相も浮上。
「最大の功労者は、やっぱり安倍さん。まず
は細田派でしょう」(細田派関係者)という
ことらしいが、萩生田氏は加計学園疑惑で
名前の挙がった「スネ傷」持ちである。
■「ドリル優子」の汚名返上狙い
竹下派からは小渕優子元経産相の要職起用
も囁かれる。
小渕氏は、派閥の方針が定まらない中、
告示翌日には岸田氏支持を表明していた。
「政治とカネ」で長らく蟄居してきたが、
甘利氏同様、「ドリル優子」の汚名返上狙い
だ。
竹下派では、茂木外相の留任や幹事長、
官房長官への横滑りも浮上している。
「悩ましいのが麻生氏の処遇。本人が財務相
留任を望んでいるという話もある。10月13日
には在任期間が歴代2位の高橋是清を抜くこ
とになっています」(永田町関係者)
官房長官の資質について岸田新総裁は
「総理との相性」と言っていたから、
本来は自分の派閥から出したいのだろう。
「ただ、小野寺五典元防衛相や根本匠元厚労相
ではパッとしない。そこで、女性官房長官として、
上川陽子法相が挙がっている」(自民党関係者)
岸田新総裁は総裁選期間中、
「女性閣僚を5人入れたい」と口にしていた。
「1位3位連合」で決選投票を制した
高市前総務相の要職起用は堅い。
野田幹事長代行と河野ワクチン担当相は、
さてどうなるか。
いずれにしても、安倍氏の支配が色濃い人事
になることは確実だ。
【転載終了】
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少なくとも10年は政治は変わらない
ということですね。