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Superb Sick Squad(シュパーブシックスクワッド)

しゅぱろぐ⚡️爆弾娘

2021.10.04 13:00



はろー。

しゅぱろぐでは初めまして!

しゅぱーぶの爆弾娘こと、田中沙季です。

わたしの『沙季』という漢字、めずらしい組み合わせみたいでだいたい8割くらいは間違えられてしまうのですが

わたしはとても気に入っているので、覚えて貰えたら嬉しいです♡

さて。

先日はSuperb Sick Squad『FINAL QEENS』の公演が終演しました。



誰も体調不良者が出ることなく

誰ひとり欠けることなく

全公演をお客様の前で公演出来たこと

当たり前じゃなくなった今、

心から嬉しかったです。幸せでした。

ご来場頂きましたお客様、

アーカイブ配信でおうちで楽しんでくださっているお客様、

たくさんの応援。温かい拍手、嬉しいご感想

本当に本当にありがとうございます。

お客様が居なければ、

わたし達役者は舞台の上に立つことができません。

今回の、『FINAL QEENS』

大学の演劇サークルの物語でした



どこからが本編で、どこからが劇中劇で、

はたまた

どこからがわたし達なのか。



そんな不思議な感覚になる作品で

雀空さんが、わたしにくれたダイヤという役

「さきちゃんにしか、繊細にこのダイヤは演じられないと思うよ。」


そんなありがたくて、

役者として最高な言葉を貰って

稽古当初から、わたしの役者人生14年ぜんぶをかけて戦おう。

これがわたしのぜんぶです、と

お客様の前で嘘偽りなく舞台に立ちたいと思いました。

ダイヤはわたしで、わたしはダイヤで

みんなの回想シーンや

翡翠に言われる台詞

ダイヤの台詞

ぜんぶが、

14年で感じたこと、経験したこと、わたし自身でした。

舞台に立つことは、怖くて怖くて、怖いです

でも、この作品を通して改めて実感したのは

わたしは舞台が好きで

お芝居が好きで

演劇の力を信じています。

生きていたいから

もっと輝きたいから

だから、役者を選んで生きてきたこと

ぜんぶ無駄じゃなかった

ダイヤに出会うためだったんだなぁ

これがわたしのぜんぶです。

ダイヤを通して、また

生きていこう。

生きていたい。

と思えました。



みんな、毎日何かと戦っていて

殺人鬼と戦っていて

何かを殺して

自分を奮い立たせて生きている。

生きているだけで、偉い

あなたは素敵だ。


稽古中、何度も泣いて

雀空さんに弱音を吐いて、自信がなくなって

自分が何度も許せなかったけど

ダイヤとして舞台に立てて

お客様に届けられて

本当に本当に幸せでした

そして、

最高で最強の8人


かわいくて、つよくて、かっこよくて、きれいで、きびしくて、あつくて、よわくて、うつくしい

8人と、舞台に一緒に立てて幸せでした

わたしの誇りです!


エピソードがあり過ぎて書ききれないのでひとつだけ。

今回、わたしの友達であり、武器であり、戦わなければならない相手であった、

うさぎの仮面


仮面をつけた状態でのお芝居

そして、エンディングでの表現が

本当に本当に難しかったです

表情が見えない状態で、

身体だけで表現すること

たくさんたくさん悩みました

みんなの回想シーンでは後ろでただ、立ってシーンを眺めている



だけど、ひとりひとりのシーンがダイヤの積み重ねだと言われて

大切なシーンで

感じたことを身体で表現して立つ

それから、

愛さん振付けのエンディング

わたしには振付はなくて、

歩き方とか立ち方とかそういう物で全部を表現して欲しいと言われて

何度も何度も愛さんに話をしてもらって

本当に難しくて

でも、最終的に愛さんがまっすぐわたしを見て

『あんたなら絶対できる。』

と言ってくれました。

大切な大切なエンディングシーン

逃げずにたくさん悩んで良かったです

お客様に少しでも何か伝わってたら良いな。

千秋楽が終わったあと、

愛さんが抱きしめてくれて。



わたしは本当に、周りに恵まれています。

今年は夏に、母親役に挑戦して

今回は、普段のしゅぱーぶでやる役とはガラッと違う役に挑戦して

役者として、挑戦させてもらえるって

いちばん嬉しい事だなって思います。

12月のクリスマス公演は、

どんなことに挑戦出来るかな。今から楽しみ!

待っていてください。