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新型コロナのワクチン、生理痛や周期に影響?

2021.10.01 00:16

News week


【転載開始】


■新型コロナのワクチン、生理痛や

 周期に影響? 英で3万人が報告

 2021年09月29日 松丸さとみ


 <新型コロナのワクチン接種を受けた

女性が、生理痛がひどくなった、生理

周期が乱れた、などの報告が、英国や

米国で相次いでいる>


■英国では3万人以上が月経異常を報告


 新型コロナウイルスのワクチン接種を

受けた女性から、生理痛がひどくなった、

生理周期が乱れた、などの報告が、英国

や米国で相次いでいる。

英国での月経異常に関する報告は3万件

以上に上っており、詳しい調査が求めら

れている。

一方で米国では、1年かけて新型コロナの

ワクチンと月経異常の関連性を調べる研究

が開始される予定だ。


 英国では、医薬品や医療器具に有害な

事象が発生した際に、医薬品・医療製品

規制庁(MHRA)に報告する

「イエローカード」という制度がある。

新型コロナに関しては、特設サイトが

設けられており、ここからワクチンの

副反応や検査キットなどに関する事象を

報告できるようになっている。


 新型コロナのワクチンで生理に異常が

起きたとする報告も、この制度を通じて

多数寄せられている。

英ロンドンのインペリアルカレッジ・

ロンドンで生殖免疫学を教える

ビクトリア・メイル博士が、9月16日

付けの英医学誌

ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル

(BMJ)で明らかにした。

 MHRAは、新型コロナウイルスの

ワクチン接種後に見られる一般的な副反応

として、腕の痛み、発熱、疲労感、筋肉痛

などを挙げている。

しかしメイル博士によると、9月2日まで

にイエローカードを通じて寄せられた、

月経異常に関する報告

(生理の周期が乱れた、生理痛がひどく

なった、生理が重くなったなど)は、

3万件以上に上る。


 多くの場合、ワクチン接種直後の生理が

乱れただけで、次の周期では通常通りに

戻ったという。

また、生理の乱れが報告されたワクチンの

種類は、現在英国で使用されている全種類

となる、ファイザー、モデルナ、

アストラゼネカだ。

そのためメイル博士は、ワクチンに含まれ

る成分が原因というより、ワクチンその

ものにホルモンが反応している可能性が

あるとみている。


■ワクチン接種でなぜ月経異常に?


 MHRAは、ワクチン接種人数や一般的

に生理不順を抱えている人の数と比べ、

ワクチンを接種した後に生理が乱れたと

する報告の数が少ないこともあり、

ワクチンと月経異常には関連性がないと

の見解を示している。


 この問題を報じた英デイリーメールは、

出産可能年齢の女性のうち最大で4分の1

の人が、月経異常を経験するとしている。

多くの場合、ホルモンの変化やストレス、

身体疾患、薬などが原因だ。


 メイル博士自身もBMJの記事の中で、

ウイルス感染を含むさまざまな刺激に

よって免疫系が活性化されたときに、

生理周期が影響を受ける可能性があると

書いている。


 しかしメイル博士は、若い女性が

ワクチン接種を躊躇(ちゅうちょ)する

原因は主に、「不妊になるかもしれない」

という誤った情報に基づくと指摘。

ワクチン接種による生理への影響をきちん

と調査することが、ワクチン・プログラム

の成功にかかっていると主張している。


 なお同博士は、臨床試験において、

ワクチン接種済みのグループと未接種の

グループとでは、妊娠率はほぼ同じだった

として、ワクチンと不妊の関連性を否定

している。

また、ワクチンと生理の乱れの関係が明ら

かになれば、生理周期をもとに妊娠を計画

している人にとって、有益な情報になると

の考えも示した。


 とはいえ、英国では具体的な調査の話は

出ていない。

メイル博士は現在、ワクチン接種と

月経異常との関連性を示す確固とした証拠

を待っているところだとしている。

医療関係者に対しては、ワクチン接種後

に生理に変化があったという相談があった

ら、イエローカード制度を使っての報告を

促すよう呼びかけている。


■米国では調査に約2億円を交付


 米国でも同様に、ワクチン接種後に、

生理の周期が乱れた、生理痛がひどくなった、

経血量が増えた、

といった声がソーシャルメディアに見られ

ているという。

米ニューヨーク・タイムズが報じたもので、

中には、閉経したのに数年ぶりに生理が

きたという女性もいるとしている。


 こうした状況を受け、米国立衛生研究所

(NIH)は5つの研究機関に対し、

合計167万ドル(約1.8億円)を交付し、

新型コロナのワクチンからの生理への影響

を調査することになった。


 リサーチを行うのは、ボストン大学、

ハーバード大学医学部、

ジョンズ・ホプキンズ大学、

ミシガン州立大学、

オレゴン健康科学大学の5機関。

1年かけて、多様な地理、人種、民族を

対象に、新型コロナのワクチンと月経異常

の関連性や、影響が起きる長さ、原因など

を調べる。

あるプロジェクトは、思春期の女性に特に

焦点を当てて調査を行う予定だ。


 前述のメイル博士はBMJの記事の中で、

本件でもっとも重要な学びは、医療の介入

が生理にどのような影響を及ぼすかといった

調査は、将来的には後付けであってはなら

ないという点だ、と述べている。

臨床試験では、参加者が月経異常を経験して

いたとしても、聞かれない限り、自発的に

報告することはないだろうと指摘。

将来的には、新型コロナのワクチンを含め

臨床試験の際には、生理周期や出血の状況

についても、積極的に聞き取りを行うべき

だとの考えを示した。


【転載終了】

*************************


 ワクチンに瑕疵契約がないと言うの

はそういうことなのでしょう。


 一般国民は、この瑕疵契約に疎いと

思いますが、ワクチン接種で副作用、

後遺症があっても保証しませんという

ことです。


 医師の中には、子供二人、三人目が

欲しいなら接種は控えた方がいい。

との考え方を示す方も。

月経異常があると言うことは、不妊の

後遺症の可能性も否定は出来ないと

いうことかも?


 ワクチン接種は、自己責任なのです。