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CNBLUE 東京ファンミーティング 昼&夜ミックスレポート 3/16 「これぞ、ファンミーティング!」

2017.03.25 15:26

「Doctor -C」というタイトルと、4人がアメリカにある大学病院の医師だという設定はいったい何なのだろう?と一瞬思ったものの、CNBLUEが、白衣を着る・・・・・これだけで、ドキドキしてしまった人も多かったのではないか。


白衣というと、シリアスめいたイメージが一般的にあるが、こちらのドクターたちは登場からが違う。MCとの段取りを無視して、ヨンファがキャスター付きの丸椅子に座って足で床を蹴り、まるで小学生の昼休みのように登場するという、ある意味期待を裏切らない始まりかただった。

そう、これはファンミーティングなのだ。ミニライブの後の登場がこれだったから、この後の展開は、もう何をかをいわんや・・・といった彼らの魅力てんこ盛り。ミニライブで、歌うカッコいい姿は堪能できたので、次はやはりBOICEが期待するのは、楽しいわちゃわちゃトークだろう。


今回のテーマは「Doctor-C」なので、病院にちなんだお悩み相談が始まる。

バックスクリーンにコーナータイトルが現れると、「あなたのお悩みに処方箋をお出しします」とそれを読み上げるヨンファ・・・いや、読みあげたいヨンファは、無理やりこう言った。

「あなたのおなやみに 漢字 漢字 漢字をしします!」と、読めない漢字は「漢字」と言ってしまう。さらに、漢字が読めないのが悔しいらしく「(日本の)子供たちも、漢字全部知ってますか」と言い出す。「小学生から少しずつ教わりますよ」とのMCの答えに、子供時代を日本で過ごしたことがあるジョンヒョンが「僕も小学生の頃は、漢字を読めた」言うと、ヨンファが「うそ!」と速攻の全否定に、会場は笑いに包まれた。


彼らの楽しいトークは、テーマはあるもののどんどん脱線していくのはもう、当たり前。ファンからもらったお題ともいうべきお悩みへの答えよりも、なにかに関連づいて始まる彼らの暴露話の方が面白かったりする。

「CNBLUE空港ファッションの秘密」

そういうコーナーにしても良かったのではないか、というくらいの充実した内容だった。


SNSでよく見かける彼らの空港ファッションで、いつのころからか当たり前のようになってきたものに、マスクがある。数年前まではしていなかったと思われるのだが、新型インフルエンザ等の流行からマスクをして外出するのが珍しくなくなってきたせいもあるが、特にヨンファは、マスク度が高い。大方の真面目なファンは、彼らは歌手だから呼吸器を守るために人の集まる空港ではマスクをしていると考えていた。が、理由はもっと単純、ヒゲだった。聞いてしまえばなるほどの理由。不規則な生活の彼ら、早朝や深夜という移動も多い。寝起きということもあるだろう。無精ひげを晒さないためにも、ということらしい。

ちなみに余談ながら、ジョンヒョンだけはもう彼なりの美学で無精ひげでもいいか?に至ったらしく、マスク無しも多い。以前放送されたリアルバラエティ『チョンダムドン111』では髭の部分にモザイクをかけたりしていたが、それももう過去話に。

さらに、サングラスをかけている場合は、目元のコンディションの問題ありなのだそう。この組み合わせでいくと、サングラス&マスク&帽子&フードになると、もう全然ダメということなのか。

ファッションなので、着ている私服について話が及ぶと、これもメンバーそれぞれのキャラクターがよく出ている。特に、ジョンヒョンがクローゼットを開けて一番手前にあるモノを着る、との発言には会場中が大きく頷くしかない。彼が同じシャツやカーゴパンツ等を数年に渡って、いたるところで着ていることを皆知っているからだ。まさに、やっぱり!だった。

さらに秀逸だったのが、ヨンファのジョンシンの物まねだ。空港でファンの前を歩くジョンシンの動きを再現。コートに見立てた白衣の襟を直し、ポケットに手を突っ込み、やや気怠気に歩く。時折立ち止まっては、どこかに手を置いてポーズ、また歩き出すというファンなら見たことがあるまさにジョンシンそのもの。

ミンヒョクは、さらにジョンシンが車から降りるところを実演。背を屈めてくぐるように前に出るとコートの襟を引っ張り、眉間にしわを寄せる。当のジョンシンは、違う違うと慌てて否定するが、眉間の皺をミンヒョクがカメラに寄って、指さして強調した時には会場中が大笑いの渦のただ中だった。


ジョンヒョンが出したアイデアで行われた伝言ゲームでは、相手の口の動きだけで単語を伝えるために、大音量の音楽が聞こえるヘッドホンを装着して行われた。この音楽というのが『Radio』、ヨンファがヘッドホンから自分だけに聞こえる曲に乗っかってしまい、ノリノリで歌いだす。当然、これは脱線なのだが誰も止めない。彼の生歌がラッキーにももう1曲聞けたからでもあり、彼ならではのサービスだと言うこともわかっているからだ。その後は、ほかメンバーも全員、ヨンファに倣い、高テンションの『Radio』がリフレインされた。


ラストは、昨年の韓国カムバック曲『You’re so fine』をメンバー4人が楽器なしに歌うステージ。これがまるで、韓国の歌謡番組で見せる1位を取った後のアンコールステージのようで、客席と一体となった大合唱での締めくくりも、大きな思い出のプレゼントだ。


約1年ぶりの韓国でのカムバック直前でのファンミーティング開催で、その期待も一緒になってのイベント。カムバック前のプロモーションも兼ねていたのか、ヨンファが金髪にしたのも、ネットユーザーたちの間での話題を集めた。CNBLUEの魅力をぎゅうっと濃縮した、まさに、これがファンミーティング。幸福の瞬間!


(写真:東京会場、MC古家正亨ツイッターより)