ひとり、台南紀行。②台南安平観光・グルメ編(2012年6月)
何か食そうと、安平古堡を出てきたところで、蚵仔煎(カキのオムレツ)の店が目に入った。
店頭で焼いている感じ、おばちゃんたちの手つきがなんか結構良さげ。海沿いだし、きっとカキも美味いに違いない。店も清潔そうだし、冷房効いてるっていいじゃん!
うん、ここに決定。
蚵仔煎(カキのオムレツ)一人前50元。安い。
蝦もあるけど、ここやっぱりカキだろう。
綜合(綜合)は、カキとエビ両方いっしょのやつ。つうか、そのしたに蛋煎(卵焼き)ってメニューがあるけど、ここへきてそんなもの頼む客がいるんだろうか?(爆)
スープも気になるところだったが、とりあえず蚵仔煎だけ注文。早く来ないかな…。
待つこと数分。
運ばれてきた蚵仔煎は、私好みの外側がパリパリのカリカリ系。
やったーー!! 当たりだわ!
外はカリカリ! 中はトロ~~!! 中にはごろごろカキがいっぱい!!
たれも変に甘くない。すっげえええ美味い!!
けっこう大きくて、一個でお腹一杯。
おなかが落ち着いたところで、近くの老街(昔の街並みが残っているところ)の土産物屋をのぞいたりしながらぶらぶらしてみた。写真を撮るのを忘れたが、海老せんべいが名物なのか、あちこちに同じような海老せんべいを店頭で製造販売している店が並んでいた。どこも同じような味だったが、威勢よく店頭でせんべいを作りながら客寄せしてるおじさんの店で、「つくりたて!」といわれて食べてみたら美味しかったので、うっかり5袋購入。買ってから、いくら安いって買いすぎたなとちょっと反省。(まあ軽いのでまだ助かったけど。)
そうこうしているうちに、夕方も遅くなってきたので、休憩もかねて有名な豆花(豆乳プリン)屋の安平豆花に向かった。もしバスで台南市中心にもどるとしても、この店のそばからバスが出るから便利だし、ちょうどいいのだ。
シンプルに、何もトッピングしない豆花をいただく。
そのまま、甘い豆腐という感じ。つるっとさっぱりいただける。ウマい。
ここから、台南在住の台湾人の友人に電話連絡。事前に、今晩一緒に晩御飯でもと会う約束をしていたのだ。
豆花屋にいることを伝えると、「迎えに行くから、そこで待ってて」という。
てっきり、車で来るのかと思ったら、彼女が原付でやってきてびっくり。
どうしよう、さっき海老せんべいとか、いっぱい買っちゃったよ。これで、ニケツなんてできんのか?
アワアワしてると、彼女は適当に私の買い物袋をハンドルに掛けたり足元につるしたりしてくれて、なんとか原付の後ろに座ることができた。
さて、そのまま出発しようとするので「ヘルメットは?」とたずねると、「南部はみんなかぶらないから大丈夫よ~」とか言って笑う彼女。
おいおい、マジすか。
たしかに、かぶってない人多いけど、…捕まらないの?
「大丈夫だって~」
「スピード出さないで下さいよ…」
そして、やっぱりそのまま出発。オソロシスギル。
晩御飯は鍋。
店の場所も値段も忘れたが、食べ放題で、楽しく時間を忘れて話ができてとてもうれしかった。
食後は、お土産に土マンゴー(台湾土着の品種の緑で小さめのマンゴー)を一袋もらって、さらにホテルまで送ってもらってお別れした。
こちらは、本日の戦利品。
上のでかい袋は、老街でみやげ物を冷かしていて、試食したら美味しかったので、うっかり買ってしまった海老せんべい。改めてみても、やっぱり、荷物が増えてめんどくさい。爆
ビニール袋のが、土マンゴー。ものすごく甘くておいしかった。
③へつづく~
古堡蚵仔煎専売店
住所:台南市安平區效忠街85號
電話:06-226 6035
営業時間:09:30~17:00、水曜休
同記安平豆花(本店)
住所:台南市安平區安北路433號
電話:06-3915385
営業時間:09:00~23:00