【「日本のゴッホ」「放浪の画家」山下清の世界】
ドラマ 「裸の大将」のモデルでもあり
「日本のゴッホ」「放浪の画家」としても
親しまれている 山下清さんの展示へ。。
貼り絵の世界を芸術の高みへと表現した人。
そこはただただ自然への敬意と
それを感じた自分の感性に愚直に近づく
細かい作業。
3歳頃、重い消化不良により
軽い言語障害になり
晩年まで治ることはなかった。
放浪の旅から多くの作品が生み出されている。
こういう天才の人って人生を拝見すると
神様から選ばれたというか。。
日本中に名を轟かすことになったのは
アメリカの雑誌が紹介することにより
日本の新聞社が放浪中の清さんを
捜索していることを
記事に。。
その時、鹿児島で発見?される・・
ここで思うのは、天才中の天才って
海外で認められて日本が
そうか!すごいのか!!って
逆輸入的な。。
器の大きさが日本の感覚を超えているからなのか
前例がない才能には気づかないのか。。。
音楽家の人も、こういうパターンありますよね。
(反対に日本では受け入れられていたのに
海外では難しいパターンも。。 )
ゴッホは生きている時に日の目を見ることはなく
清くんはやはり生きている時に世の中に認めてもらことは
人として幸せなことだと書いている。
音楽家に限らず、芸術に携わる人は
ふと、
なぜ自分は芸術に携わっているんだろう
とか
芸術ってなんだろう?
って
思うことがあるのではないだろうか??
理由があるようで理由がない
理由がないようで理由がある
その理由はひとそれぞれ。。。
そんな気が私はするのだけど。。
天才中の天才は、理由云々ではなく
凡人にはわからない何かが宿ってて
それをさらに研鑽する宿命なのかと。
作品からとてもピュアで、底知れぬ情熱、パワー
作品への愛情、自然への敬愛、
そんな見えないパワーをいただきました!
感謝