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こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

【「日本のゴッホ」「放浪の画家」山下清の世界】

2017.03.26 10:00

ドラマ 「裸の大将」のモデルでもあり 

「日本のゴッホ」「放浪の画家」としても

親しまれている 山下清さんの展示へ。。 




貼り絵の世界を芸術の高みへと表現した人。 

そこはただただ自然への敬意と 

それを感じた自分の感性に愚直に近づく
細かい作業。 


3歳頃、重い消化不良により
軽い言語障害になり

晩年まで治ることはなかった。 


放浪の旅から多くの作品が生み出されている。 

こういう天才の人って人生を拝見すると 

神様から選ばれたというか。。 


日本中に名を轟かすことになったのは 

アメリカの雑誌が紹介することにより 

日本の新聞社が放浪中の清さんを

捜索していることを
記事に。。 

その時、鹿児島で発見?される・・ 


ここで思うのは、天才中の天才って 

海外で認められて日本が
そうか!すごいのか!!って

逆輸入的な。。 


器の大きさが日本の感覚を超えているからなのか 

前例がない才能には気づかないのか。。。 




音楽家の人も、こういうパターンありますよね。 

(反対に日本では受け入れられていたのに 

海外では難しいパターンも。。 )



ゴッホは生きている時に日の目を見ることはなく 

清くんはやはり生きている時に世の中に認めてもらことは 

人として幸せなことだと書いている。 


音楽家に限らず、芸術に携わる人は
ふと、

なぜ自分は芸術に携わっているんだろう 

とか 


芸術ってなんだろう?
って

思うことがあるのではないだろうか?? 


理由があるようで理由がない 

理由がないようで理由がある 


その理由はひとそれぞれ。。。 


そんな気が私はするのだけど。。 


天才中の天才は、理由云々ではなく 

凡人にはわからない何かが宿ってて 

それをさらに研鑽する宿命なのかと。 


作品からとてもピュアで、底知れぬ情熱、パワー 

作品への愛情、自然への敬愛、 


そんな見えないパワーをいただきました! 

感謝