ポンペイの街事情
今日は日中暑かったのですが、今現在は風がとても涼しく過ごしやすい夜です。
ポンペイも8月前後はめちゃ暑くて、寝苦しいの何のという感じなのですが
この時期は乾季だけあってサッパリしています。
さて、ポンペイのメインアイランドは6つの地区に分かれておりまして
一番街として栄えている地区はコロニアという地区です。
私たちも、もちのろんでコロニア内に滞在しております。
この「コロニア」という地区名。ヤップにも存在しておりまして
ミクロネシア連邦は大航海時代からずーっと植民地だった過去を持っているので
古代ローマのように、植民地の本拠地とされた地区だったからこの名前になったのかなあと
私は推測しているのですが(推測かい)
3年前にもっと歴史の授業ちゃんと聞いていればよかった、、、でも英語の専門用語わからなすぎて全然頭に入らなかった、、、
もう一度勉強しなおして事実確認しておきます。
はい。そんでコロニアですが。
やはりお店やら職場やらホテルやら民家やら、人が一番集まっている地区なので
3年前までの記憶では他の地区より汚い印象でした。
特にこっちの人はビートルナッツ(別名ビンロウ)という噛みタバコをするのですが
噛むと赤い液が出るので、それを吐き出すのですね。どこにいようと。
話していても、座っていても、運転していても、歩いていても、授業中でも、なんでもいつでも!
ビートルナッツについては以前のブログで詳しく書いた記憶があるので、URL探しときます。
その赤い液が道路やら店の中やら入口やら、そこらじゅうにペッペされていたので
汚い印象を持っていたのだと思います。でもポンペイの風物詩でもあると思っていました。
しかし!
今回ポンペイに来た当初からなんとなーく
「あれ?なんかポンペイきれいになったよね?」と思っていたら
なんとなんと!公の場でビートルナッツを吐き出す行為が禁止になったのです!!!
吐き出したことを見つけられると、なんと罰金200ドル!!!
なんということでしょう、、、
よく見ればどのお店でもどのオフィスでも、ドアに
「ここでビートルナッツを吐き出さないでください」という張り紙が。
風物詩だったのでちょっと寂しい気もするのですが、観光客やお店のクリーンネスにとって
とても良いことだなあと思いました。
そのへんにペッペ出来なくなったビートルナッツ中毒の皆さまは、お行儀よく(笑)空き缶にペッペしております。
でも街を汚く見せていたのは店前やトイレなんかの床に吐かれたビートルナッツくらいなもので
街中にウロウロしている大量のワンコ達の糞や、熟れたフルーツが落ちて腐っているにおい、泥汚れ、
いわゆる東南アジアならではの汚れというものは
全部毎日降る雨の恵みで流れ去ってくれます。
ポンペイの雨は基本スコールなので
バーっと降って晴れる。バーっと降って晴れるの繰り返し。
なので流れた後に太陽光で乾いて殺菌☆
という、本当に自然の力によって作られている島なのですね。
なので観光客のみなさん、
発展こそしていないものの
東南アジアを想像するなかれ
想像以上にポンペイの街中は綺麗でございます。
そんなポンペイの道路での一コマ。
ついでにおまけショット。「犬と戯れるヒト科ヒト族ゴリラ属」
楽しそうでなにより。