英会話定番レシピ6:How's it going?
英会話定番レシピ 10月度
[あいさつ ①]標準的なあいさつ1
How's it going?:調子はどうですか?
📝 ドラマの会話
ヘレンとギャリーは同じ寮に住む友人同士。道でバッタリ出会って話をしています。
Helen : Hi, Gary. How's it going?
➡ : ハイ、ギャリー。調子はどう?
Gary : Hi, Helen. What's up? Oh, you went Big West Coffee, too. I see.
➡ : やあ、ヘレン。元気?ああ、君もビッグウェストコーヒーに行ったと見える。
Helen : Yeah, I needed something to wake me up.
➡ : ええ、眠気覚ましに必要なの。
Gary : How are things?
➡ : 調子はどう?
Helen : Pretty good. My class this semester are interesting. I'm taking Astronomy 1.
➡ : 悪くないわ。今学期の授業はどれも面白いの。天文学1を取ってるんだけど。
Gary : Oh I took that last semester.
➡ : お、去年それを取ったよ。
Helen : Speaking of stars, I went to the Desperate Rats concert last week.
➡ : 星といえば、先週、デスペラート・ラッツのコンサートに行ったの。
Gary : How was it?
➡ : どうだった?
Helen : It was awesome!
➡ : もう最高だった!
🔻🔻 英会話定番レシピ 今回の基本レシピ 🔻🔻
How's it going?:調子はどうですか?
挨拶はとっても気軽な内容ですが、流れるような会話の挨拶は意外に難しいものです。
① 呼びかけ:Hi, Gary.
② 挨拶言葉:How's it going?
挨拶の流れは、[①相手を呼びかけて⇒② その場に適した挨拶言葉]です。いきなり挨拶をするよりも、きちんと相手に呼び掛けてから挨拶をしたほうが、相手も身構えません。How 「どのように」it「状況」はgoing「進んでいる」つまりHow's it going?「調子はどうですか?」となります。
✅ 英会話定番レシピ アレンジ編[色々な挨拶]
HI, How are you? 「やあ、元気」— Fine, tanks.「元気だよ、ありがとう」
HI, How are things? 「やあ、調子はどう」— Can't complain.「まあまあだね」
things は漠然と身の周りの「物事/様子/状況」を尋ねています。complain は「文句/不平を言う」という意味なので、「まぁ取り立てて文句があるわけじゃないんだけど…」のようなニュアンスです。
HI, Helen What's up?「やあヘレン、最近どう」— Not much.「まあまあだね」
What's up? は相手に「どうしたの?」と尋ねるときにも使えます。
✅ 英会話定番レシピを使ってみよう
A : Hey, How are things?
B : Oh, good, How about you?
A :I'm all right, thanks.
A : Hi, Chris. How's it going?
B : I'm good, Hiroto. How are you?
A : Hi, Safiya. How's it going?
B : Hey, I'm doing good. How about you?
🔷🔹英会話定番レシピ ダイアルログを深く理解しよう🔹🔷
📘【説明ルール:[thing / on / body]で終わる名詞】
I needed something to wake me up.:眠気覚ましのものが必要だった。
英会話定番レシピ2でやったリポート文で、英語には[説明を後ろに置く]という重要な語順のルールがあると学びましたが、この説明ルール《[説明を後ろに置く]・・・[修飾語順の規則]》は、リポート文だけではありません。このフレーズでは I needed something 「私は何かが欲しい」と言っています。その漠然としている something「何か」を、to 不定詞の to wake me up「私の目を覚まさせてくれる」が装飾して[何が欲しいのか]を説明しています。
この something「何か」 anyone「誰でも」 everybody「みんな」の [thing / on / body]のような、漠然とした語句には《[説明を後ろに置く]・・・[修飾語順の規則]》は大切なのです。
📘【説明ルール:時を表すフレーズ】
I went to the Desperate Rats concert last week.:先週、デスペラート・ラッツのコンサートに行ってきました。
「デスペラート・ラッツのコンサートに行ってきました先週」ということです。日本語と英語は語順が逆になることを学びましたが、時や場所などを説明するときには、文末に来るのが英語の特徴です。
🔷🔹 英会話定番レシピ フレーズ備忘録 🔹🔷
Pretty good:まあまま良い/悪くはない
semester:学期
Astronomy:天文学
Speaking of ~:~と言えば
⏩ 例えば相手と「〇〇」という話題について会話をしている時に「あ、そうそう〇〇と言えばさ」というように、会話を自然に繋げていくときに使えるフレーズです。
Can't complain.:まあまあだよ/いつも通り
⏩ complain は「文句/不平を言う」という意味なので、「まぁ取り立てて文句があるわけじゃないんだけど…」のようなニュアンスです。
Not much:特に何もないよ/ぼちぼちだね