Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

wakete.

こうじ甘酒の作り方

2021.10.05 03:30

少し肌寒い朝の目覚めに、できた温かい甘酒が沁みる季節になりました。


そういうと、なんとなく冬のイメージの甘酒ですが、実は甘酒は夏の季語。

シーズンは夏です。


昔、寒仕込みに忙しい酒蔵や味噌蔵、醸造所などが、手が空く夏に甘酒をつくり「悪酔いしない」などと売り出したのが、夏の季語になったルーツだとか。


でもあながち間違いではく、ブドウ糖や必須アミノ酸、酵素の働きから「飲む点滴」と称されるほど栄養価が高いので、夏バテ予防にはもってこい。

なので、季語が夏なのは、ちゃんと適してるんですね。

知ってか知らずか、昔の人はすごい。


他にも、代謝促進、腸活、免疫力アップ、美肌効果も期待できますから、麹の力はホントにありがたいですね。



さて、こうじ甘酒の作り方ですが、炊飯器を使った簡単な作り方をご紹介します。


このレシピでできる甘酒は、食感はサラサラで、薄めずストレートでいただけます。

ドロッとした、濃縮タイプではありませんが、間違いなく美味しくできます(店主感覚)。

お試しください。


<材料>

米こうじ 300g (wakete.量り売り)

塩 ひとつまみ (wakete.量り売り 10gからお分けできます)

ご飯  おしゃもじ1杯分


①おかゆを作る

小鍋にご飯とお水(ご飯の倍量〜)を入れ、塩をひとつまみ入れて中〜弱火で煮ます。

吹きこぼれ寸前で火を止め、10分ほど蒸らします。


②おかゆを炊飯器へ

小鍋のおかゆを全て炊飯器にうつします。

お水を足して、白米3合の目盛りまでお水を足します。

※水を足すと、たいてい60度以下に冷めていると思いますが、熱い場合は60度以下に下がるまで待ちます。

※60度以下なら低温でも大丈夫です。


③米こうじを入れる

60度以下になったら、米こうじを入れ、おしゃもじで混ぜ合わせます。


④加温発酵5時間以上

炊飯器の「保温」機能で温めて発酵させます。

※炊飯器の蓋は開けたまま。

お釜には、濡らして絞った布巾などを被せて保温します。

※炊飯器の蓋をすると温度が上がりすぎ、麹菌が死活して発酵しませんので注意。


⑤完成

最低5時間から。8〜10時間ぐらい加温できるとより甘さがでます。

味見して、好みの甘さになったら完成です。


⑥保存

煮沸消毒などした清潔な容器に移し替えます。

米の粒が気になるときは、ブレンダーやミキサーなどで撹拌されるといいと思います。


冷めたら冷蔵庫または冷凍庫保存。

冷蔵庫では1週間〜10日、冷凍庫では3ヶ月ほど日持ちすると言われています。

栄養価が高い分、雑菌の繁殖も早いので、早めに消費されるのがいいですね。


我が家では、毎朝朝食時にいただきます。

ブドウ糖で寝ていた頭や体もスッキリします。


ドレッシングにも使えます。

酢、甘酒、塩麹、オリーブオイル(wakete.量り売り)、豆乳(あるとクリーミー)

適量合わせて混ぜます。

サラダに美味しいですよ〜


味噌と合わせて甘味噌ダレや、お菓子やパン作りにも、お砂糖がわりに使えます。


美味しくたべて、元気に過ごしましょう。