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1日という歩みの進め方。

2021.10.06 23:24

一昨日は連日の酒を突然抜いた事による解脱症状なのか、全体的にだるくてヤル気が起こらなかった。

目覚めた瞬間、今日はだるそうな予感がするぞ、と、朝のお散歩だけはと無理矢理お寺へ。

帰宅後だるいしんどいと項垂れながらも、朝ごはんを食べ、カーテンのカビを見つけて洗濯機に放り込み、一旦休憩とベッドでお昼寝。

"30分を超える昼寝は脳によくない"という知識が、しんどくて動けない現状と相まり、焦燥感に追い討ちを掛ける。

身体のしんどさは逃れようがない。

でもこの心のキツさは私が作り出した幻想である、と、"長い昼寝は悪し"という思想を脳味噌から放牧する。

また元気になったら戻っておいでよね、と昼寝を続行。

なんとか洗い上がったカーテンを干し、やはり日課のストレッチだけはといつもより軽そうなものを選んで実施。

結果的に、めちゃくちゃキツくて二の腕がつる事態に。

それでも無理矢理汗をかき血流がよくなったからか、少し気持ちが落ち着いた。

食べたいものを思い浮かべたら途端にヤル気が湧き出てきて、お昼ごはんにオムレツを作った。

半分だけ残っていたとろけるスライスチーズを卵に混ぜようそうしよう、とアレンジが浮かぶくらいには余裕が出てきたぞと自分の行動と心持ちを認知。

ちょっと余裕が出て来たからといって、ここで頑張るのは危険だと経験上知っている。

前述の"こうあるべき"という思い込みによる心の齟齬を見つけては取り除きながら、とにかく自分を甘やかす。

コーヒーを飲んで、編み物をして、コリラックマのクッションとその他のぬいぐるみ何体かを抱きしめて、かわいいかわいいと言いながらまた少しお昼寝。

夕方に目覚め、まだ多少だるいが、猛烈な眠気はなくなっていたので一安心。

毎週火曜日はお掃除デーにしているので、ちょっとしんどくてもお掃除だけはと、お風呂掃除と床掃除をのろのろとやる。

お布団も布団乾燥機を掛けて、掃除機でほこりを吸い取った。

綺麗になったお風呂にお湯をはって、半身浴。

この間買ったばかりの仏教の本を読む。

「こだわりがあると思い通りにならないことが増え、それだけ苦が増える。」

という項目があり、非常にわかりみが深く、心身に刻み込むべくボソボソと音読をする。

もう残り小さくなった固形のシャンプーを頭に擦り付けながら、少し前まで抱えていた、

「使い切ってしまったらどうしよう。買ってこなくちゃヤバい。」

という不安が無くなっている事に気付く。

「銭湯に行く時用のシャンプーがまだ数回分残っているし、大丈夫、1日くらいシャンプーしないからといって死ぬわけじゃない。」

と、抱えている不安の先を解明し毎日自分に言い聞かせてきた成果だろう。

大丈夫、少しずつだけど、私なりに、きちんとやれている。

お風呂から出て髪を乾かし、打ち合わせのための身支度をして家を出る。

気付けば、その日にこなすべきルーティーンを全て終えていた。


小学校高学年から中学丸々の5年ほど不登校児だった。

はやく働きたかったし出席日数も絶望的だったので、高校には行かないつもりだった。

お母さんが色々と調べてくれて、出席日数が足りなくても行ける高校を勧められた。

定時制と全日制があったのだが、

「全日制で無理そうであれば定時制に切り替えたらいいんじゃない?」

と言われてその通りにした。

私はとにかくはやく働きたかったので、高校に行けるか、行きたいかはそもそも眼中に無かった。

それでもやはり折角通うことに決めた学校なので、毎日一生懸命通った。

「またいつか突然、学校へ行けなくなるんじゃないだろうか。」

という思いは卒業するまで拭えず、まとめて買えば安くなるはずの定期券をひと月ごとに買っていた。

1日1日に必死だったし、毎日しがみつくように勉強して、それが精一杯だった。

それがある時気付けば、学年で成績1、2位を争うところまできていた。

高校生活の3年間、皆勤賞だった。

返済不要の奨学金を30万円戴いた。

卒業の際、学年に1人だけ贈られる理事長賞を戴いた。

それでも、余裕なんて無かった。

毎日毎日、必死だった。

それでよかったんだと思う。

気付いたら結果だけが手元にあった。


ギリギリの状態だけれどこれだけは、という思いでも、一歩ずつは着実に進んでいて、気付いたらびっくりするようなところに辿り着いていたりする。

人と比べて余裕がないとか遅いとか、そんなのは全然関係なくて。

側からみたらわからなくても、誰だって、一生懸命、精一杯日々を生きている。

そういう中で、誰かと一瞬でも笑い合えたりしたら、これほど喜ばしく幸せなことはないなと、思う。



丑三つ時を過ぎた渋谷、大昔に行ったバーは潰れてしまっただろうかと覗いてみたら、まだ健在で営業中だった。

まだいいですかと聞き、瓶ビールを一本頼んだ。

そのお店に初めてきたという方と話をした。

精神的ストレスで仕事を辞めて、今は技術職系の学校に通っているのだという。

指先には、学校の実習で出来たという豆がいくつもあった。

とても良い表情をしていた。

生きていてくれて本当によかったと思った。

私にも、生きていてくれて本当にありがとう、と思った。

この世界には、まだまだ素晴らしいものがたくさんある。

ひとつでも多くの素敵と出会うために、余計な不安や思い込みは、きちんと解放していってあげられたらとおもう。

主演映画が上映される話をしたら是非観に行くよと言ってくれて、またいつか、と明るんだ空の渋谷駅前で別れの挨拶をした。

メルカリで購入した本が届きました。

人の言葉に傷付いたときどう対処したらよいのかを調べていたら、この本が紹介されていた。

読むの楽しみ。

まだ図書館から借りてきた本が8冊ある。

予約した本2冊が届いたという連絡もきた。

本だらけだなあ。

文字が読めるって、とても幸せだよね。

気負いせずに、楽しんで読み進めていこう。

大丈夫、本は走って逃げたりしないし、読まないからって勝手に破れたり燃えたりしない。

焦らないで、ひとつひとつやっていこう。



今夜は無善寺、カレーパーティー。

フードはまだおやすみです。

10月編なので、ハロウィン仕様で行こうかななんて考えてみてます。

音香ちゃんと初対バン、嬉しすぎる。

りなちゃんぐぁんさんが別現場へ直行のため、イレギュラーな出演順になっています。

ふたりがいない上に、音香ちゃんとあつみーはお酒飲めない民。

果たして打ち上げはどうなってしまうのか。

打ち上がらない理由は無いので、開催の是非は心配要らないと思うが。

今夜は私の独断場か。

いつもそうか。

無力無善寺にて、一同お待ちしております。