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脳と身体を育てる 反射の統合ワーク

普通でありたい【鬱の回復期】

2021.06.05 07:25

こんにちは。
反射の統合ワーカー大島明恵です。

去年の投稿、いいこと書いてるなぁと思ったのでシェアします。

【遊び、学び、育つ】
動いたり学んだりで大忙しだったこの日。原始反射の新たな学びと、自分のこれからのこと、世の中のこれからのこと。
・狭い世界で生きていることを自覚し、
・「自分」という器を広げ、(体も、思考も、意志も)
・持って生まれた資質も才能も目一杯使う
身体が【恐怖】を感じているとき、気持ちはどうしても【守り】に入る。
やりたいこと、自分にできることが頭でわかっているのに、そのど真ん中に踏み込むことができなくてフラストレーション。なんとなく、回り道してる感覚になったり「本当はこうじゃないのに」という不満感を抱いたりしていました。できていること・できていないことと自分の感覚とのズレが気持ち悪く、そのあたりも相談してみたり。
【鬱】からのギフトは「そのストレス要因から徹底的に逃げようね」ということ。鬱経験者は【普通でありたい願望】が強い。自分が社会からはみ出していることを自覚しているからね。ストレスに飛び込んでいこうとする。そのはみ出した部分で、自分の【普通】を作るんだよ。今の自分ができることがもうMAXなんだと諦めること。MAX領域は広がっていくけど、今はそこが100パーセント。
【がんばる】も【がんばらない】も手放して、身軽に動こう。


鬱経験者は【普通でありたい願望】が強い

私は鬱経験者です。小学生の頃から少しずつ体調を崩し、自律神経失調症で治療したのが中学生。高校3年で再び受診し、薬を手放すまで10年近くかかりました。

【普通じゃない】時期を長く過ごしたからか、とにかく【普通でありたい】という気持ちがものすごく強かった。みんなは普通に働いているのに、なぜ私はできないんだろう?鬱からの回復のゴールはみんなと同じように働けるようになることでした。

体調がよくなってきて、そろそろ働きに出ようか。そこでいきなりフルタイムで働こうとする。苦手な仕事に就こうとする。とにかく、みんなと同じように働きたい。鬱で働けず社会からはみ出してしまった空白を埋めようと、そればかり考えていました。

本当は逆だった

【鬱】からのギフトは「そのストレス要因から徹底的に逃げようね」ということ。これは梅田幸子さんがブログで書かれていたこと。これを知った当時は逃げるなんて考えられなかったし、みんなと同じようにできない自分を認めるのがとても苦しかった。

【本文より抜粋】
鬱(うつ)は、天職に向かうためのギフトです。
ー中略ー
鬱(うつ)という状態は、ブレーカーが落ちた状態だと、考えています。だから、ブレーカーをそのまま上げても、また落ちてしまう。
鬱(うつ)は繰り返すとか、一生上手に付き合わなきゃと言われるゆえんです。けどね、けどね、何かの電源を切ってからブレーカーを上げたら良いように、鬱(うつ)も、何かを間引いたら良いのです。
天職へ向かうポイントは、単に仕事の絶対量を減らすのではなく、好きと得意だけ残すこと


好きと得意だけ残すこと…これは甘えだと思っていました。苦手でもやらないといけないし、できるように克服しなければならない。仕事は常に120%注力して、チカラを抜いてはいけないし努力し続けなければいけない。

こんなガチガチ思考で仕事に取り組んでいたから、頼られても感謝されても喜びを感じる前に疲れ切っていました。休日にぐったり寝込み、体調を崩して辞めてしまう。


【がんばる】も【がんばらない】も手放して、身軽に動こう

鬱から回復するときに陥りやすい【普通になりたい】願望。自分らしくあろうとするがんばりから逃げて、他の誰かになろうと努力する。

その間違ったループから、一歩踏み出して。自分の【好き・得意】を見つけていくこと。ストレスなくがんばれることは、がんばったらいいのです。苦手を克服することに逃げないで。辛さを終わらせるのは勇気がいるけれど、今までとは違う世界が待っています。

ストレスを減らす、自分の本音を知る、体力アップするのに反射の統合はおすすめです。今の自分で限界に感じていることもできるようになっていくし、しなくてもいいことを辞められるようにもなっていきますよ。