映画『恋する寄生虫』 本ビジュアル&予告映像解禁!さらに主題歌は Awich に決定!音源初解禁
ウェブ上で作品を発表したことがきっかけで 2013 年にメディアワークス文庫から作家としてデビュー。2 作目の「三日間の幸福」(メディアワークス文庫)が 23 万部を超えるベストセラーとなり、10~20 代をはじめとする若者を中心に絶大な支持を得る作家・三秋 縋(みあき すがる)。2019 年には「君の話」(早川書房)が第 40 回吉川英治文学新人賞候補入りし話題になるなど、いま最も期待を集める新鋭作家の代表作であり、15 万部を突破したヒット作「恋する寄生虫」を原案とした映画がついに誕生する。
極度の潔癖症から誰とも人間関係を築けずに孤独に生きる青年・高坂賢吾役に林遣都、寄生虫が好きで、視線恐怖症に苦しむ不登校の女子高生・佐薙ひじり役に小松菜奈が扮する。抜群の演技力と人気を誇る林と小松が本作で待望の初タッグ&W主演を果たし、繊細で儚い恋物語を紡いでいく。また 2 人の運命の出会いに深く関係する重要な役に、味のある演技が魅力の井浦新と石橋凌のベテラン俳優が脇を固める。監督を務めたのは、CM やミュージックビデオを中心に多岐にわたり活躍を広げ、現在放送中の大河ドラマ「青天を衝け」のタイトルバック映像も手掛ける柿本ケンサク。脚本を手掛けるのは『眉山―びざん―』(07)、『トワイライト ささらさや』(14)の山室有紀子。
運命か偶然か、それとも虫の仕業か――、今までに味わったことのない異色のラブストーリーが幕を開ける。
本ビジュアルと予告編 2 種がついに完成!!
今回解禁となった本ビジュアルは、背中合わせにモザイク状に並べられ交わらない 2 人の視線が、“虫”によって始まったいびつな恋を表しているデザインとなっている。本物の恋なのか、操られた恋なのか――狂おしいほどの恋心を抱きながら、その感情の正体に戸惑う高坂と佐薙の表情が切なさを増す。
予告編は 90 秒版と 60 秒版の 2 種同時解禁となる。W主演の林遣都と小松菜奈の美しさを際立たせる映像美はもちろん、潔癖症の高坂が執拗に手を洗っても洗ってもその手に菌が広がっていく描写や、視線恐怖症の佐薙を取り囲むように壁一面びっしりと目玉で覆いつくされている描写など、2 人が苦しむ孤独な世界をビジュアル化するために VFX を多用したインパクトのある映像が確認でき、数々のミュージックビデオや CM を手掛けてきた柿本監督ならではの映像表現がこれまでにない真新しい恋愛映画を生み出した。
そして、「僕は一生ひとりだ。どうして自分は生まれたんだろう」「あたしもうすぐ死ぬんだ」「君は僕に命をくれたんだ」「あたしは忘れない、君のこと」など耳に残る印象的なセリフも、本作が普通のラブストーリーではないことを暗示するひとつの個性となっている。さらに映画の主題歌もこの度初解禁!Spotify が日本のヒップホップカルチャーを紹介するプレイリスト “+81 Connect” のアンバサダーに選ばれるなど活躍の場を広げるラッパー、Awich が映画からインスパイアされ書き下ろした新曲「Parasite in Love」。
楽曲名は映画『恋する寄生虫』の英語版タイトルからとられ、「こんな世界消えればいいすぐにでも」「この悍ましき虫食いだらけの世界で僕は虫けら扱いで、でも君がいれば薬みたいに全ては和らいで」といった歌詞が孤独を抱え世界の終わりを願う高坂と佐薙の心を思わせるエモーショナルな楽曲に仕上がっている。
<プロフィール> Awich (読み:エイウィッチ)
Awich は本名の漢字の直訳である Asia Wish Child を略した造語。1986 年、沖縄県那覇市生まれ。幼い頃は夜が怖く、沖縄のことや宇宙のこと、愛や恋に想像を巡らし、ずっと詞を書いていた。日本語ラップを聴いてラップを書き始め、レンタルショップで出会った 2 パックでヒップホップに開眼。米軍基地内の英会話教室に通いつつ、海外のヒップホップから生きた英語を学ぶ。
14 歳のときに沖縄産ヒップホップのコンピレーションアルバム『Orion Beat』に客演で参加。2006 年に EP『Inner Research』でデビュー。同時期にビジネスを学ぶため米国アトランタに渡る。サザンラップが隆盛を極めていた現地でストリートライフに身を置きながらファーストフルアルバム『Asia Wish Child』を制作し、2007 年にリリース。翌年、アメリカ人の男性と結婚し、長女を出産。3 年後、インディアナポリス大学で起業学とマーケティング学の学士号を取得。家族で日本に戻り暮らすことを決めていた矢先、夫が他界する。その後、娘と
共に沖縄に帰郷。永遠に続くような自問自答の末に、本当に生きることや愛すること、本当に赦すことを見出し、本格的な音楽活動を再開。2017 年 8 月、Chaki Zulu の全面プロデュースによる 10 年ぶりのフルアルバム『8』(読み:エイト)をリリース。その反響は海を越え、Red Bull と 88rising の共同製作による長編ドキュメンタリー『Asia Rising: The Next Generation of Hip Hop』において、Rich Brian らと並び、大きく取り上げられた。
2020 年にアルバム『孔雀』をリリースしロングヒットを記録する。同年 7 月にユニバーサルミュージックよりメジャーデビュー。8 月にメジャー第1弾 EP『Paritition』をリリース。2021 年配信リリースした「GILA GILA feat. JP THE WAVY, YZERR」が話題となっている。
林 遣都 小松菜奈
井浦 新 石橋 凌
監督:柿本ケンサク
脚本:山室有紀子
原案:三秋 縋「恋する寄生虫」(メディアワークス文庫/KADOKAWA 刊)
主題歌:Awich「Parasite in Love」(ユニバーサル ミュージック)
製作:堀内大示、木村省悟、佐々木武彦、五十嵐淳之、鈴木貴幸 企画:椿 宜和 プロデューサー:岩上貴則、橋口一成、東島真一郎
撮影:Kateb Habib 照明:森寺テツ 美術:延賀 亮 録音:日下部雅也、田村智昭 スタイリスト:伊賀大介 ヘアメイクデザイン:井川成子 編集:本田吉
孝 VFX/コンポジット:辻 高廣 VFX スーパーバイザー:山内 太 音楽プロデューサー:山田勝也、小嶋翔太 助監督:八神隆司 制作担当:土田守洋 ラ
インプロデューサー:吉見拓真 プロダクション統括:関根真吾
製作:「恋する寄生虫」製作委員会 制作プロダクション:松竹撮影所 配給:KADOKAWA
©2021「恋する寄生虫」製作委員会 https://koi-kiseichu.jp/