ターボオプティマをインドアカーペットコースでテスト!
皆さんこんにちは!京商SS開発担当の浜崎です。
このところファントムの話題ばかりお伝えしていましたが、今回はちょっと違う話題をご紹介します。
京商ビンテージシリーズの定番「ターボオプティマ」を近所の神奈川レジャーランド厚木店さんの2Fの一番奥にあるバギー用カーペットコースでテストしてきました!
コースはこんな感じで中央に立体交差ジャンプ、その直後に壁走りターンが有ります。さすがバギー用のコース、立体的ですね。
まず、ノーマル状態のシャシーにKYOSHOカップで使ったピンスパイクがほぼ無くなったソフトタイヤを履き、ショックオイルは少し硬めの#350、スプリング調整はフロント1.5mm、リヤ4.5mmにセット。
キャンバー角はフロント0°、リヤ1°にしました。
パワー系はル・マン240BLモーター15.5Tを搭載し、オプションパーツのMCNスパーギヤを装着。
どの辺のギヤ比が良いか分からないので、とりあえずノーマルの25Tピニオンで走り始めました。コースが良く分からないのでゆっくり走って様子を見ます。幸い他のお客様はドリフトやグリップコースを走らせているので安心して慣熟走行させていただきました。
大きなジャンプ台からの壁走りターンで速度がのったところにミニサイズの2連ジャンプが有るのですが、ここがなかなか難しい!
たまたまカップルで走らせに来ていた常連の方に教えていただいたのですが、このミニジャンプ、踏み台になる面は表面のゴムシートしかなくシャシーが通過する時に少しへこむとの事。手で上から軽く押してみたら、確かに・・・。ペコっと。
どうりでパワー入れるタイミングを合わせてもシャシーがつんのめって予期せぬ前転着地をする訳ですね~。攻略法はジャンプの少し手前でパワーを入れて進入すると良いというアドバイスまでいただきトライ!
何とか激しい前転はしなくなったものの、綺麗なジャンプは難しいですね。
少し慣れてきた所で、ピニオンギヤを変更します。25Tではローギヤ過ぎて速度が伸びませんでした。31Tに変更してコースイン!スロットル操作と速度感が合ってきました。全体的に速度が上がった所でメインの立体交差ジャンプ!先ほどまで違って遠くに飛べるようになり、勢い余ってジャンプ台を越えて直接床に着地してしまいました・・・。
さらに、ジャンプ進入で体勢を崩して背面で床に着地。なかなかの音がして回収。
チェックしてみたらリヤのショックステーが前方向にお辞儀してました・・・。
右も左もまんべんなく曲がりましたがアルミ製なので手で曲げ直して左右の車高をチェックし再チャレンジ!その後何度か背面着地からの手で曲げ直すを繰り返して何とかまともに走れる様になりました。慣れてくればビンテージ系のシャシーでも十分楽しめますね。
今回は用意しておいたスペアパーツを使わずに済みましたが、次のテストに備えて帰ったら曲がってしまった部品は交換します。
後でチェックしたらリヤプレート、モーターガードも曲がってましたので、まとめて交換しました。
今回のテストは駆動系や足回りパーツの材料違いサンプルの強度、耐久性、走行フィーリングなどのチェックが目的でしたので、結構ハードなテストができたと思います。それでもテスト対象のパーツは壊れる事なく無事にテストが完了。カーペットコースでバギーを走らせるのはホビーショーなどのデモ走行しか経験が無かったので今回のテストは新鮮な感覚でした。
テストした材料を量産に投入するかどうかはまだ未定ですが、ビンテージシリーズは、さらに少しずつですが改良を実施して参ります。
皆さんに末永く楽しんでいただける様にしたいですね。
宣言も解除され、サーキットで思いっきりRCを楽しめる様になりました。しかし油断は禁物ですね。今まで通り自分で出来る対策をして安全にRCライフを楽しみましょう!
では。