#日刊サイゾー #TikTok #億万長者 になれる !?
「日刊サイゾー」様より
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中国版には投げ銭とEC機能が付いている?
年収5億円を叩き出した10代も! 米中のTikTokでの稼ぎ方
2021/01/04 09:00
文=柊青葉
中国では投げ銭機能も…素人が億万長者になれる!
2016年に中国で産声を上げたTikTok。程なくして日本に上陸し、18年「ユーキャンの新語・流行語大賞」にノミネートされるなど、10~20代を中心に爆発的な広がりを見せた。20年現在、日本でTikTokはどのような状況に置かれているのだろうか? 国内のインフルエンサー・ビジネス事情に詳しく、自身も中国版TikTok「抖音」で16万フォロワーを獲得して人気を集めたLIVER株式会社の代表・りんか社長は、次のように解説する。
「日本でサービスが始まったのが17年で、翌年には、かなり浸透したと思います。若い世代の心をつかんだ理由は大きく分けて2つあり、ひとつが『いいねやフォロワーの伸びが他のSNSやYouTubeに比べてずっと大きかった』こと、もうひとつが『盛れるフィルター機能がついていた』こと。
例えるなら、プリクラが動画化して、ずっとSNSで見ていられるような新鮮さがあったんです。とはいえ、動画ジャンルが100以上ある中国に比べて、日本は歌やダンスなど、まだまだ限られているのが現状です」
アメリカでセキュリティ面での脆弱性が指摘され、どの企業が買収するかの話になっているという事態そのものが、逆説的にTikTokの国際的な成功を物語っているといえよう。また同アプリがここまで成長した要因のひとつに、広告との相性が良かったことが挙げられる。
例えば、日刊工業新聞社が運営するウェブメディア「ニュースイッチ」に掲載された「日本の生活に溶け込む『TikTok』、利用禁止でどんな影響が出る?」という記事によると「UGC【引用者註:User Generated Contentの略。
他のユーザーが真似して作ったコンテンツ】は広告に絶大な効果がある。TikTokの広告配信枠は、『起動画面』『インフィード広告』『ハッシュタグチャレンジ』『スタンプ』が提供されているが、公式動画が3本の動画を投稿した場合、UGCが生まれると動画の投稿数が約1万本、再生回数は1000万~1億回になることもある」とのこと。
つまり、誰かがアップした動画が注目されれば、それをいろんな人たちが真似をして、異様な勢いで拡散していく……ということだが、確かにこれはテレビCMでは見られない現象だ。
商品の認知を得たい企業としては、このようなミームの発生は歓迎すべきことだが、需要のあるところにビジネスが生まれるのは自然のことわり。日本でも、TikTok上での広告ビジネスは活発化しているようだ。
「企業からPR案件をもらうのが、TikTokerのオーソドックスな稼ぎ方で、PRだと示すハッシュタグを入れて投稿する形です。広告案件の報酬はピンキリですが、日本では10~50万円以下が相場。しかし、人気のある人は数をこなすことで年収1000万円を超えることも。
YouTubeだと自分の動画の再生中に広告を入れることができますが、TikTokは仕様的にそれができない。宣伝する商材は、インスタグラムとそこまで差はありませんが、TikTokのほうが縦長でスマホに最適化しているので、商品を買いやすいのが特徴です。特にビフォーアフター動画だと、画像よりも動画のほうが映えますよね」(りんか社長)
このような理由で広告との相性が良いTikTokだが、同アプリの利用率が高く、そもそも人口が多い中国・アメリカ・インドなどの国では、そのインパクトは日本とは比べものにならない。
「例えば中国では、すでに幅広い世代に見られており、ショートムービー部門ではダントツで見られています。また、日本とは違ってコインと呼ばれる投げ銭やEC機能もついており、動画を投稿するプラットフォームとしてだけでなく、ネットショップとしての役割も果たしています。動画を見て気になった商品があったときに、ボタンを押せば購入から郵送まで行ってくれる仕組みで、これが中国全土でバズりました。
日本版アプリでもお財布機能はすでに搭載されているので、今後は、課金やネットショップ機能も始まると思われます。また、現在中国では、運営元のByteDanceは若者層よりも、30~40代にターゲットをシフトさせています。10~20代と違ってお金を持っている分、ビジネスにつなげやすいからです。事実、大人向けコンテンツや企業アカウントも多く開設されている状況です」(同)
若者が面白動画をアップしているSNS程度、としか思っていない人も少なくないかもしれないが、発祥の地・中国では、想像以上の進化を遂げているようだ。
「日本では広告案件にPR表記を入れるのがルールとなっていますが、中国にはそのようなルールは存在しません。結果、入れないのがスタンダードになっています。そのため、中国のTikTokerは基本すべての動画がPRで、5万人フォロワーがいれば、毎回何かしらのPRが入っていると思ったほうがいいくらいです。
ただ、ステマといっても、PRを面白くする手法は圧倒的に日本の先を行っています。自然な日常の1コマの中で商材を紹介するためステマ臭がせず、しかも、裏側には緻密な台本があり、ライティングも計算し尽くされている。まるで、ドラマの撮影レベルです。例えば『田舎に住んでいるおじいさんがドブ川で釣りをして、すぐに魚が釣れる』というバズ動画があるのですが、これは釣り用の餌の広告で、当然ながら肝心の餌はTikTok内で購入することができます」(同)
このようにして、中国だけではなく、日本を含む世界各国で大ヒットアプリとなったTikTok。
同アプリを利用禁止にするかどうかでもめているアメリカでは、TikTokで人気を集めた10代の素人が、スターダムを駆け上がろうとしている。海外YouTube事情を発信するサイト「YouTube Magazine」運営者である古田アデル氏は、こう語る。
「今、アメリカで一番人気のTikTokスターは、ダミリオ姉妹とアディソン・レイです。ダミリオ姉妹は16歳のチャーリーと19歳のディクシーからなる姉妹で、特にチャーリーの人気はすさまじく、TikTokのフォロワー数も昨年末時点で1000万人に届いていなかったのが、9000万人を超えました。年内に1億フォロワーは確実とみられており、『10カ月間で初めてフォロワー数が5000万人に到達したクリエイター』として、ギネスブックにも載るといわれています。
一方で、今月誕生日を迎えた20歳のアディソン・レイはコスメプロデュースなどで知られ、19歳のときにはアメリカの経済誌『Forbes』の『最も稼いでいるTikTokスターランキング』で1位に選ばれました。そのときの年収は5億円以上といわれています。彼女は母親とスポティファイとの専属契約を交わしてポッドキャストを配信しているのですが、その際の契約金も相当な額だったそうです」
フォロワー数も稼いだお金も、日本から見ればまさに桁違い。大国では一般人が一躍スターダムに躍り出る手段でもあり、巨大な広告効果を期待できるプラットフォームになっているのだ。
気になる今後のTikTok──果たして規制はどうなる?
その一方で、次記事コラムでもいくつか紹介しているが、若者が使っているアプリということもあって、時にとんでもない流行が生まれてしまうこともある。情報が抜き取られているのかどうかはともかく、こうした不謹慎動画が流行ってしまうのであれば、規制されてもいいんじゃないかとも思ってしまうが……。
このような大人たちの観点とは関係なく、ビジネス的な目線からYouTubeに移動する者も少なくない。
「TikTokからYouTubeに移るインフルエンサーが増えてきています。少し前までは『TikTokerはYouTuberより格下』というムードがあり、例えば2月にブライス・ホールという人気TikTokerが、ジェイク・ポールという迷惑系YouTuberのアシスタントに殴られるという動画を投稿して話題になったのですが、その理由は『TikTokerが調子になるなよ』とバカにされたというものでした。ただ、美容系YouTuberとして人気のジェームズ・チャールズやローガン・ポールが若手のTikTokerとコラボしたりして、最近は空気が変わってきているという印象です。
とはいえ、前述の『Forbes』のランキングが示すように、上位層は億単位の収入を得ており、今年はさらに桁が上がっている可能性もあります。もし、本当にトランプ政権によって規制されるとダメージも当然あるでしょうが、上位層は正直平気でしょう。アディソン・レイはもともと女優志望で、今後はその方面にいくと考えられますし、他のTikTokerもすでに物販などで儲けています」(古田氏)
TikTokが消滅しようと、スターとなった者たちには、さしたる影響もない。知名度がいかに金になるのか、世界が貨幣経済から信用経済へとモデルチェンジしていることを教えてくれるかのようだ。
ただ、影響がないのはアメリカの話で、日本では違う展開になる可能性もある。
「これは日本人視聴者ならではの傾向なのですが、TikTokを好きな人はTikTokというプラットフォームが好きなんです。『一度根付くと愛着が湧き、離れにくい』という国民性もあると思いますし、実際『縦長で、短い時間で面白いものを見られる』という特徴は、他のプラットフォームにはない。
そのため、もしTikTokが日本で使えなくなり、好きなTikTokerが他のアプリに移ったとしても、ついていくフォロワーは多くないと思われます。ただ、私も一緒に仕事をしていて思うのですが、ByteDanceも事態をただ静観しているわけではなく、何かしらの方法で継続させていくでしょう。経済大国である中国で、ナンバーワンアプリのTikTokは資金が潤沢にあり、毎日何十億、何百億のお金が動いている。その収益を、ByteDanceは日本につぎ込んでますからね」(りんか社長)
アメリカでどのような処遇となるかで、日本での対応も変わりそうなTikTok。投げ銭機能などを含め、今後の展開に注目していきたい。
(文/柊青葉)
※「月刊サイゾー」11月号より一部転載。
全文は「サイゾーpremium」でお読みいただけます。
続いて「YOUTUBE」です。
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【目次】
00:11 オープニング
00:37 TikTokのフォロワーを5万人増やした方法
01:43 TikTokをやるべき理由
03:07 きしころくんは何で稼いでいる?
05:25 アンチを恐れない方法
06:29 まとめ
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【かずまプロフィール】
元ソフトバンク日本一営業マン
元バンドマン(九州の着うたランキング2位)
日本一周&世界二周(45カ国)するほどの旅好き
愛知県の離島に移住してセミリタイア生活
SNSマーケティング
営業会社
飲食店を合計5店舗経営(今は2店舗)
不動産オーナー(土地3家2)
https://youtu.be/kz24NCvfV8c
↑この動画を見れば起業の5年間の流れが全て分かる。
老後資金を貯め終え、
年の半分は家族で旅行する
セミリタイア生活中
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『家族貢献』
人生のコンセプトは
『好きな人とだけ生きていく』
オンラインサロンや教材のコンセプトは
『知れば、後はやるだけ』
好きな言葉は
『時間持ち』
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2021/01/04 09:00
文=柊青葉