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#AJER #三橋貴明 #少子化対策 は #デフレ対策

2021.10.09 01:45

「三橋貴明 ameba オフィシャルブログ」様より

シェア、掲載。


ありがとうございます。

感謝です。


「少子化対策=反グローバリズム」という現実

2020-01-02 08:58:28


テーマ:政治


前略


日本においては、

「デフレ化政策=少子化政策」

 になっているという現実があります。


 そして、グローバリズムは「緊縮財政」「規制緩和」「自由貿易」をトリニティ(三位一体)で進める、デフレ化政策になります。つまりは、グローバリズムの政策=少子化促進策、なのです。


 ということは、日本国内でグローバリズムを推進してきた者は、過去の自分を否定しない限り、まともな少子化対策(=デフレ対策)を提言できないという話になります。


 試みに、年末の大手紙の論調を検証してみましょう。


『産経新聞 【主張】出生数90万人割れ 少子化への危機感足りぬ』


対策

 1.育休取得や定時退社しやすい職場環境をつくる

 2.保育所を増やして待機児童を減らす

 3.2人目の子供を産めば児童手当を倍増する


 うん、それ全部、「結婚できた夫婦」に対する支援ですね。別に、既婚子育て夫婦への支援を否定しないけど、結婚が増え、婚姻率が上昇しない限り、我が国の少子化は終わりません。


『日本経済新聞 少子化加速、自然減50万人超に 働き方改革カギ』


対策

 1.働き方改革

 2.男性の育休取得率向上


 うん、それを頑張ってやってきたけど、少子化、止まっていないよね。いつまで同じこと、しかも「間違った同じこと」を言い続けるつもりなのでしょう。


 「結婚を増やす政策」は、実質賃金上昇になってしまい、企業の利益を減らすので、日経としては書けないのでしょうか。


 いや、単に何も考えないで「それっぽい論評」を書いているだけなのでしょう。


中略


『読売新聞 出生数86万人 想定以上の少子化を憂慮する』


対策

 1.勤務時間の柔軟化など、働き方改革に取り組む

 2.第2子以降を持てる環境づくり

 3.男性の出産休暇や育児休業の取得を増やす


 読売は、


『出会いの機会が減り、経済的な不安で結婚をためらう若者が少なくない。晩婚化が進み、希望しても子供を持てない現状もある』


 と、正しい分析をしておきながら、なぜか『子育て世帯の負担を和らげる施策を進めることが重要』と、「結婚できない若者」とは関係ない対策を羅列しています。


 何ですかね? テンプレでもあるんですか。


『朝日新聞 (社説)出生数86万人 重層的な少子化対策を


対策

 1.結婚をためらう若い世代への支援

 2.子育てと仕事を両立できる職場の環境づくり

 3.企業や働く人たちの意識改革


 意外(?)なことに、朝日新聞は「子どものいる家庭への支援にとどまらず」と、正しい結婚増加策を書いています。 


 また、朝日系の「論座」には、木代泰之氏が比較的まともな少子化対策を書いています。


『企業栄えて国滅ぶ。少子化の主犯はこれだ! AB前政権で「労働分配率」は急落。企業の「内部留保」は歴史的高水準』


 もっとも、確かに企業の労働分配率低下や実質賃金下落、非正規雇用の増加が少子化の一因ではありますが、その裏には政府の「緊縮財政」があるわけです。


 政府の緊縮財政こそが、最強の少子化政策なのです。


 そして、日本には「クニノシャッキン問題」とやらを全否定し、緊縮財政を批判する勢力が、ほとんどいない。これは、厄介です。


 また、内部留保課税は「私有財産権の侵害」です。絶対に進めてはなりません。企業の内部留保を問題視するならば、普通に「法人税増税」をすれば済む話です。


 つまりは、財政拡大路線への転換(※消費税廃止含む)、企業の規制強化(非正規の正規化)、法人税増税が(これだけではないですが)正しい少子化対策になるのです。まさに、反グローバリズムです。つまりは、AB前政権の政策の「真逆」が必要なのです。


 真実、日本の少子化や人口減少を「問題視」するならば、全面的な反グローバリズム路線への転換を実現しなければならない。


 過去、三十年以上、間違ったグローバリズム路線(=少子化路線)を推進してきた官僚、学者、マスコミ、そして政治家は、果たして「正しい転換」ができるのでしょうか。


 ある政治家は、わたくしに、


「政治家は世論に合わせて、コロコロと意見を変えるよ」


 と、言っていましたが、その可能性に賭けたいと思います。政治家は変えられると、信じます。


 何しろ、革命やっているわけではないので、「現指導層を一掃せよ」というわけにはいきません。日本の少子化を終わらせるには、既存の政治を「反グローバリズム」に転換しなければならない。


 この現実を、早期に国民が共有する。さもなければ、我が国の衰退は終わらないのです。


続いて「YOUTUBE」です。


『少子化対策はデフレ対策である(前半)』三橋貴明 AJER2020.1.28(3)

3,934 回視聴2020/01/28

Channel AJER


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三橋貴明の”新経世済民学”

少子化対策はデフレ対策である

三橋貴明氏

前半

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『少子化対策はデフレ対策である(後半)』三橋貴明 AJER2020.1.28(4)

三橋貴明の”新経世済民学”

少子化対策はデフレ対策である

三橋貴明氏

後半

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ブログ http://ameblo.jp/channelajer/

「少子化対策=反グローバリズム」という現実

2020-01-02 08:58:28

テーマ:政治