ダブルで最強!「発酵あんこ」の作り方
炊いた小豆を米麹で発酵させた「発酵あんこ」。
「小豆麹」とも言われます。
本当にお砂糖使ってないの?
と思われるぐらい、とっても甘くて美味しくなります。
甘酒が苦手なうちの長男も、発酵あんこなら食べれるっていう旨さ。
健康維持のために、我が家は毎朝、甘酒や発酵あんこを朝食に付けているのですが、それを習慣にしてから、家族みんな一度も風邪さえひいていません。
コロナにも負けない「発酵食Power」すばらしき。
小豆は、含まれる栄養素から、
便秘予防、アンチエイジング、貧血予防、コレステロール低下、冷え性改善、高血圧予防
と、さまざまな効果が期待できます。
身体を冷やさないことが、感染症対策には大事だと思うので、腸内環境を整え、基礎代謝をあげ、血液循環をよくしてくれる発酵あんこは、「甘酒だけ」より、「小豆だけ」より、ダブルで最強です!
発酵食Powerはすごいです(何度もいう)。
日本の素晴らしい文化、子どもたちにもつないでいきましょう!
うちは、朝食では、スプーンでそのままパクリと食べてしまうのですが、
小豆だから、お餅やお団子には間違いなく合うし、
酸味の少ない豆乳ヨーグルトや、パンに乗せても美味しいです。
あんぱんやマフィンの具にも良しです。
↑これは私の作品で、
「発酵あんこ入り きな粉マフィン」です。
生地と具のバランスは、難しいんですね〜
お菓子作り上手な方にぜひ作ってほしい。。。
発酵あんこは、甘酒を作られる方なら、難なくできますので、ハードル高くないですよ。
お試しください。
<材料>
農薬化学肥料不使用 北海道産えりも小豆 200g(約1cup)
有機白米こうじ 300g
塩 少々
水 800㏄
★水以外の材料全てwakete.で賄えます。いい素材で美味しく作ってください❤︎
<工程>
①小豆を煮る。
小豆は、サッと洗います。水(分量外)に入れて、沈めても浮いてくるものは除きます。
鍋に小豆と分量の水を加え、塩を一つまみ入れて火にかけます。
好みの硬さになるまで煮ます。(発酵させても小豆の硬さはそのままです。柔らかい小豆が好みの方は、ここでしっかり煮ておきます。)
※浸漬しなくても使えますが、5-6時間水に浸すとちゃんと吸水しますので、軟らかく煮たいときは浸してあげるといいと思います。
※小豆の炊き方はいろいろありますが、我が家では煮こぼしもせず、圧力鍋で煮ています。
②煮えたら、煮汁と小豆に分けて、60℃以下になるまで冷まします。
煮汁は、発酵に使うので捨てないで。
③炊飯器で発酵
炊飯器に、60℃以下に冷めた小豆、米糀、煮汁(米糀と同じ重量分ぐらい)を入れ、おしゃもじでよく混ぜ合わせます。
「保温」スイッチONして、濡れたふきんを被せて発酵させます。
加温5時間ぐらいから甘くなってきていると思います。
お好みの甘さ、香り、色になるまで加温してあげてください。(表面が乾いてきますので、時々かき混ぜてあげられるといいです)
※糀の分量:煮えた小豆の重量に対し、6割前後の米糀を使います。
※煮汁の分量:小豆や米糀の個体の水分量にもよりますが、うちではだいたいこのぐらいの分量で作ります。
※加温(発酵)時間:時間が経てば経つほどメイラード反応でいい香りと色がつくので、わがやでは12時間ぐらい加温しています。
米糀の粒が気になる方は、ブレンダーなどで全体を攪拌するか、加温時間を長くして色をつけるか、予め米糀を粉砕して使われるといいと思います。
上記の分量で作ると、出来上がり量はこのぐらい↓。
473ml容器 2個分。
冷めたら1個は冷蔵庫保存。
1個は冷凍庫保存。
冷蔵庫のものは、わが家では10日前後で食べてしまいます。
栄養価が高いので傷みやすいと言われていますが、香りや味で判断してお召し上がりくださいね。