「山陰民具」で骨董に親しむ
平日の午後、倉吉市西岩倉町の「山陰民具」さんにお邪魔しました。
奇跡のように素晴らしい風情の通りにある、
古美術品・古民芸品のお店です。
この建物は、200年以上前に建築され、その後明治に増築されたものだそうです。
建物自体が国の登録有形文化財なんですって(* ̄∇ ̄)ノ
昨年の地震でも建物には大きな被害はなかったそうです。
昔からの建物ってしっかり作ってあるんですね。
というか、しっかり作ってあるからこそ、長持ちしてると言った方がいいのかな。
こういう歴史あるお店(しかも骨董という知らない世界)にお邪魔するのは、勇気が要りそうですが、「山陰民具」さんにはなぜか入り易かったです。
入った途端にすごい数の器たちに目を奪われます。
使い途が広く、骨董入門にも最適、と聞いたことがある「蕎麦猪口」もたくさんありますよ(*´∀`)
のんきーは、骨董は全くわかりませんが、器を見るのは好きで、地元の陶芸作家さん達の展示会にも時々行きます。
器を見る時にのんきーがまず一番重要だと思っている事は、壊さないこと(。・ω・。)ゞ
当たり前なことではありますが、不注意で壊したりしたら悲惨ですからね。
だから、お店に入ったら、まず荷物を隅のほうに置かせて頂きます。
身軽になって、さあ探索開始です\( ̄0 ̄)/
いろんなものがたくさんありますが、のんきーの目が向くのは、やっぱり食器ですね。
食いしん坊で呑みすけだからかなあ(^_^;)))
昔の時代のものって、食卓に置くと、ものすごい存在感を放ちますよね。
それが、「時代がついてる」ってことなのか、同じ食卓の他の器と作風が全く違うからなのか、あるいは単なる思い込みなのか、はわかりませんけど(´▽`;)ゞ
お店のご主人に教えて頂きながら、じっくり見ていくことが出来てとても楽しいかったです(* ̄∇ ̄)ノ
まあ、一回ざっと見た位では、自分なりにも全くよくわからんですけどね。
器好きだけど、器って収納場所が難しいですよね。
あーいいなあ。
こんなお皿たちに煮物とかお刺身とか盛りたいです。
(というか、それを食べたいですΨ( ̄∇ ̄)Ψ)
お店の奥から、入り口を見たところです。
何とも言えない風情です( ̄ー ̄)
茅葺き屋根の梁に、駕籠が吊ってあります。
お武家さんが乗ってた駕籠らしいですよ。
すごいなあ。
お茶を淹れてくださったので、頂きながら、色々お話を伺いました。
お茶の器も骨董の蕎麦猪口。
半端で売り物にならないものを使っているそうです。
お茶おいしかったなあ。
ご馳走様でした(。・ω・。)ゞ
「山陰民具」さんのある岩倉町の辺りに来ると、赤瓦周辺でよりも、もっと自然にもっと強く昭和以前を感じます。
いいところだなあ。
まるでタイムスリップしたみたいです。
西仲町と東岩倉町の境目あたりに、時空の狭間((( ;゚Д゚)))があるに違いないっス。
良い感じのお寺さんがありますね。
「吉祥院」さんというお寺でした。
通りに面したお宅の白木蓮がとてもきれいでした。
ぽってりした花びらが、なんだかちょっとおいしそうにも見えます…
マヨネーズつけた食べられないかなあ(・∀・)ムリデショ
こちらは、「倉吉淀屋」さんです。
なんと、1760年建築( ̄O ̄)
倉吉で最も古い町屋らしいです。
少し移動して、赤瓦周辺です。
地震で被害を受けた「赤瓦3号館」さんもすっかり修復されていました。
良かったですね(^_^)/□☆□\(^_^)
同じく「白壁倶楽部」さんも、4月1日から元の建物での営業再開です。
おめでとうございます(^_^)/□☆□\(^_^)
こちらが今回の収穫であります。
明治時代の小さなお猪口たち。
サービス品コーナーにありました。
3つで1000円です。
骨董的に高いのか安いのかは、全くわかりませんが、1000円で明治時代からの時間を手に入れられると思うと、のんきー的には絶対安いと思います( ̄ー ̄)
模様がかわいいでしょ。
日本酒を常温でぐいぐい飲んでしまいがちなのんきーも、少し燗つけて小さなお猪口を愛でながらゆっくり飲めば、酒量が減るかな、とかも思ったのですよ(^_^;)))
こちらは、ツレが一目惚れした蕎麦猪口です。
3000円でした。
「檜垣文」と呼ばれる模様らしいです。
イカしてますなあ(* ̄∇ ̄)ノ
江戸時代のものらしいですよ。
君はずいぶん昔からこの世にいるんだね。
ツレは、これでお茶を飲むのを楽しみにしています。
いやー、楽しかった。
骨董、刺激的ですね。宝探しみたいです。
下手に生半可な知識がない方が楽しいかもしれんです。
自分が気に入るかどうかだけを基準にすればよいのですから。
また、山陰民具さんに遊びに行きたいなあヽ( ̄▽ ̄)ノ
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