【かつて川は子供が遊ぶ場所だったが、今はいけない事なのか?】
3月19日、春日部のウイークエンドブランチに参加した時のこと。そこで興味深い話を聞いた…。
その話をしてくださったのはT-BOXの平島さん。
彼によると、『家の前の川で悪水路と呼ばれる川があるとのこと。この新堀川は、色々な鳥が来て、自然豊かな川だけど、何しろゴミが多くって…そういうところがある事を知ってもらいたい…。』
詳しく話を伺い、実際に川の写真を見せてもらいながらの会話から、なんでも『誰かが子供が川に入って遊んでいると通報した。子供が川に入って遊んでいると言うのはいけない事なのだろうか?」だそうだ。
『昔は川で遊んで子供の心が育まれた場だった…』
T-BOXの平島氏の言葉が耳から離れなかった…。
そこで、直接現場へ行って見ることにした。
場所は南桜井駅を降りて15分程。田園の自然な環境がとても心地良く、懐かしい感じがする。
赤点の部分が、取材したエリア。
降りれる場所にまで行き、伸縮棒の先につけた360°カメラでの撮影。
すると…
(取材記録はこちら。)
現場を見てまわり、再度平島さんの工房へ連絡を取ってみた。
私が見てきた率直な感想として、先ずは周囲をまわって実際に川べりを歩き、降りれるところには降りて撮影をしたが、自分が思う以上にに自然の環境と鳥達の姿を確認しつつ上流に上がっていくに連れて、ゴミの多さを知った。
自分自身、川と接しながら色々写真を撮ってきたが、この周辺の田園や木々の残る場所は何とも言えない雰囲気、懐かしいもの。
川や自然に対しての興味が薄れ無関心になり、危険な一面だけが浮き彫りになった、と言うのではさみしいですよね。
と、ぶつけてみた。
すると平島さんは
『大橋さん、早速取材に来て頂きありがとうございました。新堀川の件を丁寧に紹介して頂き”ウィーク エンド ブランチ”で、今ここで話をすることなのかと迷いつつも話をして、少しでも共感してくれる人がいたのだ…!と良かったと思いました。この現状をもっと多くの方に理解して頂きゴミを拾う動きに繋がり多くの人が気持ちよく散歩したり川で遊んだり出来る憩いの場所になれば良いなと思います。』
更に聞き込むと、
『以前にうちの前を通った方が「この川で遊んだんだよなぁホタルもいたよ。」と教えてくれました。そんな事もあってもう一度…と思いました。』
『将来新堀川に蛍が自生するように出来ないかと夢見ています。いつになるか分かりませんが気持ちは持ち続けています。そんな事もあって多分今の水質ではまだホタルが自生出来るまででは無いかと…とりあえず第一歩としてゴミが…と発言してみました。』
と語っていた。