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あかまつの丘 西本梅

南丹空き家再生プロジェクト

2021.09.10 04:26

空き家の再利用が当たり前の地域に

園部町殿谷在住
山内 光雅さん

 滋賀県大津市出身の山内光雅さん。3年前に地域おこし協力隊として移住し、空き家問題に焦点を当てた「南丹空き家再生プロジェクト」を始めました。

 山内さん自ら空き家を購入し、大工仕事未経験から、いろんな知り合いに教えてもらったDIY技術で、電気や水回り以外の改修は、すべて山内さんご自身の手で行っています。これまで南丹市内2軒の空き家を再生し、新たな世代へと引き継いでいます。


これまで

 南丹市に移住をする前は、京都や神戸で活動されていた山内さん。6年前に、サラリーマンを辞め、ホームステイ型の宿を運営していました。

 サラリーマン時代から行っていた、外国人観光客向けのボランティアガイドの経験も相まって、ガイド付き宿として、世界各国の方が宿泊に来られたそうです。

 同時に、京都や神戸の物件を改修し、販売、シェアハウスなどの運営も行っていました。

見えてきた課題

 これまでの経験を活かし、南丹市で空き家の再生にのりだした山内さんですが、3年活動してきて、「空き家」に対して、大きな課題を感じたそうです。

 一言で「空き家」と言っても、これまで住まれてきた家主さんの思い出や、地域の方々との関係性もある中で、自分の家を「手放す」という判断は容易ではありません。また、家を手放してどんな方が新しく住むのか、という点も不安要素の一つです。

 そのため、南丹市は、、まだ空き家の登録が少なく、「再生」を手がける物件があまりありません。山内さんは、そんな課題と向き合いながら、今後も活動を続けていきます。