「ドラフト上位で選ばれたけど活躍出来なかった選手」を英語で言うと?
おはようございます、Jayです。
今月20日にプロ野球のドラフト会議が予定されています。
指名された選手全員が活躍するに越したことはないですが、そうはいかないのがプロの厳しい世界。
下位指名された選手が大活躍する事もあれば、ドラフト上位で選ばれたけど活躍出来なかった選手もいます。
この「ドラフト上位で選ばれたけど活躍出来なかった選手」を英語で言うと?
「ドラフト上位で選ばれたけど活躍出来なかった選手」=“draft bust”(ドゥラフトゥ・バストゥ)
例:
“Many players want to be a high draft pick, but nobody wants to be a draft bust.”
「多くの選手はドラフトで上位指名されたいけど、誰も活躍出来ない選手にはなりたくない。」
“draft”(ドラフト)+“bust”(失敗)⇒「ドラフト(指名)の失敗」
“ドラフト指名の失敗”と言っても下位指名であればあるほど活躍の見込みが薄い前提なので、あくまでドラフト1位など上位のみです。
ここ数年のメジャーリーグはコロナ禍というのもあり各球団の指名は20巡目までと制限がありますが、それ以前は倍以上ありました。
例えば野茂英雄さんの相棒(キャッチャー)のマイク・ピアッツァさんは1988年ドラフトで62巡指名。
ファンの方には申し訳ないですが、日本の“draft bust”の代表例と言えば斎藤佑樹さんですね。
NFL(アメフト)ですが、有名な“draft bust”と言えば“Johnny Manziel”(ジョニー・マンゼル)選手。
選手としては大学時代にMVP(サッカーで言うバロンドール賞)に選ばれるなど非常に優秀でしたが、素行に問題ありとして多くのチームが指名していなかったところクリーヴランド・ブラウンズが1位指名(全体で22番目)しました。
しかし怪我や予想通りの素行不良(警察のお世話になるなど)があって2年でNFLから去りました。
斎藤佑樹さんの場合は選手として試合での活躍は期待ほどではありませんでしたが、球団への貢献や彼の姿勢を見た他の選手への影響は大きいと思うので、そう意味では同じ“draft bust”でも対照的ですね。(-_-;)
一昨年(2020年)のラスベガス・レイダースのドラフト指名も酷かったですね。
選手トレードの関係でレイダースは2人を1位指名出来たのですが、どちらも今は選手ではありません。
片方は飲酒運転で他の車に追突して乗っていた女性と犬を焼死させた疑いで裁判中(まだ結果は出ていないので推定無罪ですが)でもう一人は銃を見せつけながら殺害予告した動画が出回って解雇。
アメリカは毎年たくさんの選手がプロになりますが、その反面辞めさせられる人も多いです。
ただし学生スポーツ選手は学業も一定成績(5段階で4以上)ないと部活動に入れないという制限があるので、みんな勉強も結構出来ます。
日本も希望者全員を部活に受け入れるのも良いですが、学業も一定以上ないと部活に入れない仕組みを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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“メジャーリーグのドラフト”(日本も2巡目以降は近い形になりましたね)
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