霊的覚醒のとき
2022.03.12 09:00
霊的なこと(スピリチュアリズム)に目覚めるのには人によって順序があり、適当な時期がそれぞれ定められています。
今は未覚醒で幽霊の存在すら信じない科学信者でも、いずれ霊的覚醒のときは必ずくるもの。
では一体どういったシチュエーションで覚醒するのか。
それは大多数が『絶望の淵に立たされたとき』。
人生では大小様々な試練が押し寄せます。
そのなかでも、「もうお手上げだ。乗り越えられない。死んでしまおう」という程の万事休す絶体絶命の大ピンチに陥ることがあります。
しかしそういった場面では、守護霊や霊界からの計らいで九死に一生を得ることが度々あるのです。
すると人は直感的に『神秘的な力・霊的存在の加勢・見えざるものの実存』を確信します。
そして、このときにスピリチュアリズムへの扉が開かれるのです。
宗教に関心を持ったり、霊的学習を始めたり、氏神様や祖先を信仰し始める等々、目に見えない世界や存在を信じて崇め感謝をするようになります。
そうなると霊的真理定着は一瀉千里。スポンジが水を吸うように一気に吸収していきます。
ただし真理を知る前と知った後の己は別人。真理を獲得したからには、それ相応の代償と高度な試練が必ずやってきます。それを肝に銘じましょう。
何かを得れば何かを失う『正負の法則』が、こういった英知獲得時にも発動されるのです。
最後に、未覚醒の人間にスピリチュアリズムを無理強いするのは徒労に終わるのでやめたほうが無難でしょう。一方的に発信する分には構いませんが。
冒頭で言ったように覚醒の時期は順々に来るので首を長くして待つことです。
未覚醒のものに霊的教示をするのは、異国の赤子に日本語を覚えさせようとするほど難儀なことなのですから。