陰と陽
2021.10.12 14:09
イラストレーターで写真家としても活動する友人に、私とほんわかケアのイメージで描いてもらったイラストがあります。
「いのちが育つイメージで…」とだけリクエストした覚えがあります。
出来上がってビックリ。
果物で一番好きな桃と、動物で一番好きなイルカがハグしているようで、一目で大好きになりました。
モチーフは陰陽マークですが、どちらの側も暖かくて暗さがなくて優しい。
あれから6年、施術ベッドの側に飾っていつも眺めながらケアしています。
陰と陽ははっきりと真ん中で分けられるものではありません。
「陽極まれば陰となる」「陰極まれば陽となる」と言われます。
陰陽マークの勾玉形の中にある〇には、陽の中にも陰があり、陰の中にも陽があることを表しているそうです。
分けられるものではない、100%はない、善いとか悪いとか固定したものもない…。
私にとってこの絵は、「こうなれ、ああなれ」と押し付け施術にならないためのガイドのようになっています。
今の自分の小さな脳ミソで考える「こうなる方が善い」なんて、陽なんだか陰なんだかこの先どう移り変わるのだかわからない。
桃とイルカのハグを眺めていると、湧いてきた我も自然に流れて、大いなるものにゆだねようと思えるのです。