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信長の野望・創造・PK・プレイレポート・最上家・15(斉藤道三の死)

2017.05.11 00:00


美濃のマムシと呼ばれた斉藤道三と、その嫡子・義龍の間には対立が生じていた。

その理由は明らかではなかった。

生まれ持った気質の違いだという推測や、二人が実の親子ではないという噂・・・・・・

娘婿・織田信長に傾倒する道三に対し、義龍が危機感を抱いたからだともいわれた。

そして・・・・・・

斉藤道三:何事か!?

兵士:一大事にございます!

  :家中の者どもが結託して蜂起したとの由!

  :すでに他のご子息を討ち、こちらに向かっているとの報にございます!

斉藤道三:・・・・・・して、このわしを討とうという、不届き者は誰じゃ?

兵士:ご嫡男、義龍様と見受けられます!

斉藤道三:そうか・・・・・・



覚悟を決めた道三は、急ぎ信長宛の書状をしたためると、尾張へ飛脚を走らせた。

そして、手勢を集め、義龍率いる軍勢に最後の抵抗を試みた。



だが多勢に無勢。

数の上で圧倒的優位に立つ義龍に押され、道三は追い詰められていった。



斉藤道三:もはやこれまで・・・・・・

    :義龍よ・・・・・・おぬしが尾張のうつけ相手に、どれだけ抗えるか

    :あの世で見ておるぞ。


息子の手によって、道三は絶命した。

下剋上で成り上がった男は、下剋上によって自らも壮絶な最期を遂げた。


この知らせは、道三の援軍に向かわんとしていた信長の下へ速やかに届けられた。

織田信長:そうか・・・・・・

    :あのマムシが、逝ったか。

    :致し方ない、この上は・・・・・・

兵士:はっ、軍備を解かれまするか?

織田信長:否、支度は進めい。

    :・・・・・・これより、美濃を取る。

兵士:は・・・・・・な、なんと?

  :道三様は、信長様の舅。今は戦より喪に服されては・・・・・・

織田信長:今だからこそだ。



織田信長:先日届けられた文には、マムシの遺言が記されておった。

    :美濃を、信長に譲るとな。

    :あの男の真意はわからぬが・・・・・・

    :美濃を攻める大義名分が転がり込んできた。

    :この機を逃す手はなかろう。

    :かの地を落とし、天下への道を切り開こうぞ。


数日後、父・道三を討った義龍は、織田との断絶を表明した。

信長は、「美濃を譲る」という道三の遺言を世間に流布し、自らが美濃の正当な継承者であることを主張。



織田家による、本格的な美濃攻略が、ここから始まるのであった。


斉藤義龍が斉藤道三の後を継ぎ、新たに大名になった。

しかし信長にとって本当の宿敵は、さらに山奥深い場所にいたのだが、この時はまだ知らない。


織田家の隣国の松平家は、織田家の援助なしには今川家の西進は止められなかった。

そのことを知っていた義龍は、今川家と結び、織田家を挟撃しようとした。



斉藤家の石高は織田家より若干多く、その肥沃な地を欲する者は、織田信長だけではなかった。

斉藤家は後にその者から猛攻を受けることになる。



三河の松平家救援に兵を出して手薄になった織田家に、斉藤義龍は侵攻した。



斉藤家が兵を出した後の城に、忍び寄る軍団があった。


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「岐阜県」を検索してみましたら、16,429 件の画像がヒットしましたよ。

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