え?オープンキャンパス行ってないの?
ボクからすれば考えられないのですが
志望大学のオープンキャンパスに行ったことない生徒がけっこう多い
だいたい話を聞いてみると
「時間がありませ~~ん」とか
「遠いし、交通費が・・・」とか
訳のわからないことを言うんですね
大損してるよ、君たち
お父さん、お母さんが許可してくれない場合は仕方ないと思うよ
一生懸命働いてくれて、学校に通わせてくれる親に文句言うのは
本当にお子ちゃまでちゅね
でも、もしこの記事を見てくれているお父さんお母さんがいれば
どうか息子さん娘さんをオープンキャンパスに連れて行ってください
受験は辛いことだらけです
獣医学部入試となればなおさらです
心が何度も折れそうになるとき
支えとなってくれるのがオープンキャンパスに行ったという経験なのです
今回は2017年3月26日に開催された
麻布大学ミニオープンキャンパスにて
獣医学部の先生たちにインタビューしたお話をまとめてみました
[目次]
・推薦入試で評定平均点が求められない理由は?
・推薦入試合格者と一般入試合格者の差はあるのか?
・小論文や面接情報(ちょこっとだけ公開)
・推薦入試で評定平均点が求められない理由は?
学校によって評定平均点の価値が異なるからです
毎年東大合格者を輩出する超進学校の評定と
国公立大学合格者がいるかも怪しい学校の評定を
同じ物差しとして用いることはできないと麻布大学は考えています
ただし、欠席日数が多い場合は面接の時にツッコまれますが…
・推薦入試合格者と一般入試合格者の差はあるのか?
ありません。大学をドロップアウトする原因は成績ではありません。
「成績がよかったから」「医学部に落ちたから」といった理由で
獣医学部に入学してしまうと、目標を見失って大学に来なくなってしまいます
また、一般入試では面接試験を設けていないので
コミュニケーション能力に問題がある人も入学します
そういう人は大学で「勉強」「サークル」「遊び」のバランスがとれず
大学をドロップアウトしてしまう可能性があります
そもそもコミュニケーション能力が低いと、飼い主さんとの信頼関係が構築できません
とにかく人と関わってコミュニケーション能力を磨いてください
・小論文や面接など推薦情報をちょこっと公開
小論文と面接では大学とのマッチングを意識しましょう
「動物実験に反対です」という発言をしてしまうと、D評価を受けてしまいます
また、問われている内容に答えていない場合も大きく減点されてしまいます
麻布大学の志望理由をきいているのに、獣医を目指す動機について答える受験生もいます
小論文では「字数」「誤字脱字」に注意しましょう
大学で「エキゾチックアニマル」について学びたいという受験生も
まだまだ調べが足りないなという印象になってしまいます
ボランティア活動も1日だけだと、推薦のためにとってつけた感がでてしまします
いろんなことについて、自分で興味を持って調べてください
オープンキャンパスに何度も足を運んでください
面接官となる教員と直接話せる機会もあります
実際私も推薦入試の面接官を担当しています
また、実際にキャンパス内を歩くと獣医になりたい気持ちが強くなります
それは必ず受験勉強の役に立つはずです