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不動産賃貸管理のRIEGLE

【上手な写真の撮り方②】

2021.10.13 00:36

 前回の続きです。


⑥真っ白な壁をファインダーの中央にもってきて写すとピントが合いません。そういうときには、壁の汚れた箇所やキズがある部分の近くに付箋を貼って、そこにファインダーの中心を持ってくると、ピントがぴたりと合います。付箋には通し番号を書いておきます。


⑦露出の調節ができる場合は、2分の1絞りくらい暗くして撮りましょう。こうすると微妙な汚れもよく写ります。


⑧カメラを構えたときには脇をしめて腕を固定します。そうするとカメラがぐらつきません。シャッターは地面に霜が降りるようなイメージで徐々に押し下げるのです。そうすると手ぶれは防げます。レンズは常に広角です。


⑨次に、何の写真を撮っているのかわかるように、ナンバーをふったカードや付箋を汚損・破損のある壁などと一緒に写しこみます。そして間取り図にその写真番号と「①キッチン・流し台のわきの壁が破れている」と記入します。その時にチェックリストには、「①キッチン流し横、壁破れ」と書いておきます。写真は、「壁全体を写したもの」「中くらいの位置から撮ったもの」「クローズアップ」というように、1つの損耗について、最低3カットは撮るようにしましょう。


 なお、写真撮影日時、撮影者も記録しておくことを忘れずに。


 後で敷金精算を借主に渡すときに、これらの写真と一緒に報告をすると、借主は「これならば敷金から修理費用を引かれてもしょうがない」と理解しやすくなります。