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グランプリは小学生の「母ちゃんいかりバロメーター測程器」|『トイザらス ドリームおもちゃクリエイター』

2021.10.15 00:05

【教育・芸術報道】 令和三年十月十日に東京・渋谷にて日本トイザらス(代取:アンドレ・アーチー・ジェイブス) は、コンテスト『トイザらス ドリームおもちゃクリエイター』小学生の部の最終選考会・表彰式を開催した。同社は国内最大級の品揃えを誇る玩具・子ども用品の総合専門店 「トイザらス」を運営している。


グランプリは井上陽喜の「母ちゃんいかりバロメーター測程器(画像上)」、準グランプリは森田和葉の「めざましきょうりゅう(画像下)」に決定した。


前者は、母親の頭に取付ける事で母親がどれくらい怒っているかが分かるおもちゃ。怒りのレベルを測るだけでなく、「アロマと音楽で怒りを鎮める」という子どもならではの自由な発想力、子どもだからこそ実現性に捉われず、純粋に欲しいおもちゃを想像した点で、各審査員の高い評価を得て受賞 。後者は、恐竜が噛んで起こしてくれる目覚まし時計のアイデア。恐竜が噛んで起こしてくれるだけ でなく、「育ててくれる」という大人の想像の域を超えたサプライズな仕掛けで選出。



<応募総数は三千二百七十九作品>

 同コンテストは、トイザらス日本上陸三十周年記念イベントの一環。子ども達の創造性と想像力を最大限に引き出す事が目的。七月から八月の間に全小学生と未就学児を対象として、自分だけの夢のおもちゃのアイデアを募集していた。初の試み。


小学生の部では二千三十一作品、未就学児の部では一千二百四十八作品の計三千二百七十九作品の応募があった。子ども達の作品は、リアルな場で思う様に会えない友達や家族とコミュニケーションを取れるおもちゃ、環境保全を意識した画期的なアイデア、自分が体験したい事を疑似体験できる発明、生活を快適にする為のユニークな発想等と多岐に亘った。


未就学児の部では、グッドアイデア賞に選ばれた十名に一万円分のトイザらス・ベビーザらスのポイントを賞品として贈った。


小学生の部では、発想力・想像力・遊びたい度・伝える力の四項目で厳正な審査を行い、十名のファイナリストを選んだ。一次選考「書類審査」で選ばれた二十名が二次選考「動画審査」 へと進み、上位十名がファイナリストとし て同日「最終選考会」に参加。


最終選考会では十名が審査員に対してリモートでプレゼン。自身が創り出したおもちゃのアイデアに 至った背景や込めた想い、遊び方等を子どもならではの発想と熱意を以て説明した。特別審査員のお笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタルも「全員が天才でした。」と感心した。


想像力と創造性

 グランプリ・陽喜には、賞品の総額三十万円分の好きなおもちゃがトイザらスで買える「トイザらス ドリーム パスポート」を授与。購入したいものを尋ねると、「使い道はもう決まっています。お父さんが、プラモデルを欲しいと言っています。」と答えた。


同社は「トイザらスでは、あらゆる年代の子ども達に閃きやワクワク感を齎すおもちゃを世に伝える事を大切にしています。想像力と創造性は、幸福で健全な子ども時代には欠かせないものであり、全ての子ども達が成長していく上で伸ばす事が重要な能力です。子ども達の想像力を刺激し、皆で楽しみ、喜び合う事を目的とした『トイザらス ドリームおもちゃクリエイター』コンテストで、素晴らしい革新的なおもちゃのアイデアが数多く寄せられた事を大変嬉しく思います。特にグランプリ作品は、子ども達の創造力と無限の可能性を感じさせてくれました。」とコメントした。


トイザらスは子ども達の想像力を刺激し、遊びを通して学びを育むと共に、子ども達の成長に合わせてパパやママの育児の悩みの解決をサポートしていく。


以下は、小学生の部ファイナリストの作品。

お米育成ゲーム おにぎりちゃん


うちゅうゴーグル


とびだす3Dすごろく


思い出をもう一度


かみのリサイクルサロン


ミッションメガネ


あにまるドローン


すぐ会えるメガネ


以下は未就学児の部の受賞者イラスト。

動物とお話できる糸電話


ママの声と匂いがする人形


ボイスフラワー


空飛ぶお菓子


世界に一つのオリジナルミニ水族館


ずっとお星さまといっしょ


ゴミを吸い込んでくれるラジコン


夢がほんとになるなるキャップ


あめんぼシューズ


オーケストラマイク



画像:日本トイザらス㈱