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坂元 啓二 WoodWorker

女性が輝けるキッチンを! Replace 家具屋 坂元啓二

2017.04.03 19:47

黙々と家具を造っては取り付け。そして造っては取り付けへ。

木の匂いと加齢臭でぷんぷん丸の坂元です。

どうですか、このキッチン収納。

美しくあり、存在感あり、若干の哀愁?も漂う雰囲気。

最高に好きな感じです。


今回の主役はホワイトオークの

「突き板、無垢」を使った例。


お客様と打ち合わせを重ねイメージする材質、質感をしっかり話し合いました。


ゴーがかかれば早速現場へ。

取り付け位置の確認、寸法の確認、設置をどうすべきか、とにかく写真を撮らせてもらって、判断材料を溜めておきます。

現場見ないと不安で眠れません。。


この時にハウスメーカーさんもご一緒して頂き、打ち合わせしながら色々な確認をしていきました。

柱の位置等、壁の中身を見れたら自分は安心しますね〜。

ただ、棟梁さんからは「誰やねん。」みたいな目で見られてましたが、もう慣れましたね 笑

こちらの棟梁さんは凄腕でしたね。

沢山の技をコッソリ見させてもらいました〜 笑

現場を見て、寸法もキッチリ決まればスピードアップですね。

1本の棒に全ての仕様、寸法を原寸サイズで書いていきます。(尺棒)

「これを描いてしまえば半分できた様なもんだ!」

と親方から言われてたのを思い出します。

これが間違ってたら全部間違えますよ。何回かありましたね。。

収納といえばやはり引き出し。

何処に何を入れたいか、深さはどうしたいか、前板のバランス等、様々な事柄が出てきますよね。

自分で考えるのは大変ですが、深く考えていく程自分に合った物ができてくるんですよ(*´-`)

木目の方向等も打ち合わせでシッカリ決めていきます。

この段階では塗装してないので木目も薄くてボヤけた印象ですね。

下段の収納は「突き板」を使用して、


天板は無垢を使用して、、、。

見た目以上に重かったですね。

叫びながら移動してました。。

吊り戸は製作過程の写真撮り忘れてました。ご覧の通りシッカリ収納できます!

木目を合わせる事で素晴らしく美しく洗練されたイメージが出てきます。

これは基本中の基本ですね。

吊り戸の扉は写真の様に指を引っ掛けて開閉します。

最後の最後までお客様「引き手」でお悩みでしたが家具が引き立つ物を見つけて下さいました(*´-`)

ありがとうございます!


同じ材料といえ塗装の染み込み加減等で感じが全く変わってきますが、それがまたいい雰囲気を醸し出してくれます。

くぅ〜〜。カッコいい!!


塗装はオスモカラーでオイルフィニッシュ!

これから光を浴びて色濃くなってゆく経過が楽しみですよ(*´-`)

また経過を拝見させて下さいね^_^

ありがとうございました!

                            Replace  坂元啓二