10月2日(土)稽古日誌
お久しぶりです。
今日の日誌は山中がお送りいたします。
最近急に涼しくなってきましたね。
朝晩は半袖だと少し寒さを感じるほどです。
冬が近づいてくると、この先待っているクリスマスや年末年始といったイベントに心が躍ります。
といっても、夏は夏で楽しいので心が躍っています。
年中踊ってますね、心。
それはそれとして本題、稽古日誌です。
本日のメニュー ~秋風の香りとともに~
■ラジオ体操&体幹トレーニング
■発声練習
■会話劇の稽古
■会話劇の稽古
先週に引き続いて会話劇の練習です。
前回は「会話を自然に行う」ことが中心となっていましたが、今回はそれをいかに「表現にする」かをテーマに進めました。
自然に会話することも難しいのですが、ただ素で会話をするだけでは芝居足りえないので、それを演劇に昇華するために云々……。
う~ん、難しいですね。
僕はそういうのをひっくるめて「なんかうまいことやる」としてしまいがちなので、言語化能力も研鑽する必要がありますね。
今日の稽古には、広田淳一さん作の『やがて二人は部屋を出る』を使用しました。
こちらはアマヤドリさんのHPにて公開されておりますので、ぜひご一読ください。
読むとわかる通り、会話のいたるところにセリフを発するタイミングや速度感、溜めなどを細かく指示する記号がちりばめられています。
初見では記号の意味を追いながら読むのは骨が折れますが、実際に声に出しながら読んでみると、その読みやすさと記号の正当性に驚かされます。
↓ 座学に聞き入るメンバーたち(撮影:金井氏)
ところで、なんで金井氏の写真は全部風呂場で撮ったみたいにボヤっとしてるんですかね。
この後は実際に役を振り分けて演じてみて、どうすればより自然に見えるかの意見交換をしました。
と、今回の稽古はこんな感じでした。
台本が配られる前、公演と公演の間にあたる期間も、TEAM909では積極的に芝居のスキルアップを図っています。
この時期の積み重ねが作品の出来を左右する……はず。
涼しくなってきたことでマスクをしていても苦しくなくなってきましたね。
日中は過ごしやすくなりましたが、明け方は冷えるので暖かくしてお休みください。
それでは、今週はこの辺りで。
以上、山中がお送りしました。