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キーは「そばつゆ」!?講師のコンテンツ作成法

2017.04.04 22:00

講師のコンテンツの話です。


独自セミナーのコンテンツ。

どんな部分に力を注いでいますか?



そんな中でヒントになる話がありました。

それは、国民的グルメ漫画「美味しんぼ」から。


ある回の話です。

若い蕎麦職人がいました。

彼は屋台で日本そばを出しています。

蕎麦は独学で研究。

色々な工夫をして主人公、山岡士郎も認める蕎麦を出します。


ところが、認められたのは「そば」のみ。

「つゆ」はまるでダメだと言い放たれてしまいます。


そばの完成度が高い。

だからこそ、それに「つゆ」がついていけていない。


しかし、彼は独学でそばを打ってきました。

プライドがあります。

改善すべき「つゆ」を人に習おうとはしません。

とにかく独自に様々なブレンドを試します。


何日経っても、なかなか成果が出ない。

睡眠時間もけずり、やつれていきます。


そんな時、雷門の近くにある老舗のそば屋の主人から、

たまたま「つゆ」作りを見せてもらえる機会に恵まれます。


ところが、その「つゆ」の作り方に若者は衝撃を受けます。


若者は1日の中で何度もつゆを作り直し研究していました。

しかし。

その老舗の「つゆ」はまるで次元の違う作り方をしていたのです。


3週間地下に寝かせた醤油。

90分煮詰め続けた出汁。

それを調合してさらに合計48時間かけて熟成。

保存。


「ここまでやって初めてお客様にお出しできる」


そんな主人の言葉から若者は、自分の「つゆ」に足りないものに気づきます。

老舗の「つゆ」の深みの理由を知ります。

そして若者の作る「つゆ」はそこから変化していきます。



講師にとって、熟成とはなんでしょう。

ただ情報を伝えるのではなく、

多角的に。

新しい視点を。

新しい視野を。

深さを。

様々な点から受講生のメリットになるよう伝えることです。

もっと時間をかけていけばいくほど、

コンテンツの質もさらに変化しそうです。


自分自身のコンテンツもまだまだ熟成の余地はありそうです。

浅さに気付けてよかった。


講師のコンテンツの話でした。

独自セミナーのコンテンツ。

改めて、どんな部分に力を注いでいますか?