吉備路巡り
街で見かける新入社員さんの姿に、ちょっとそわそわする季節になりましたね。
そんな季節に先駆けて、レンタサイクルで吉備路の寺院や古墳を巡って参りました。
※こうもり塚前にて(写真はイメージです)←
私が走ったのは、備前一宮から総社までの全長約16キロ。
小春日和と言うよりは、春らしい暖かな陽気の中を巡る時間は清々しく、同時に、小さい頃、まだ補助輪付きの自転車で飛鳥の古墳を巡った事が思い出された時間でもありました。
駅で自転車を借りてすぐ、踏切を渡った先に、まず見えてくるのが吉備津彦神社。
大きな鳥居を潜り、亀が沢山いる池の間を通り抜けると、神社に到着です。
「朝日の宮」や「桃太郎伝説」等で有名だと言う知識しかありませんが、境内で小さな子が遊んでいたり、近所の人が憩いの場にしていたり、ゆったりとした空気がとても素敵な神社でした。
そして流石、吉備津。
絵馬が桃の形をしていました。
おみくじまで、桃の形。
桃の形をしたお守りも売っていて、なんとも可愛い神社でした。
吉備津彦神社の後は、再び自転車を走らせ約10分。
大きな駐車場が見えた所で、吉備津神社に到着です。
境内へと続く、長い階段が出迎えてくれた吉備津神社。
パワースポットとしても有名だそうですが、国宝に指定されている本殿・拝殿、長い回廊など見どころ満載で、京都だったら拝観料を払わなければいけないのではないかと思うような神社でした。
ここで一番目を惹かれたのは、本殿・拝殿から続く長い回廊。
回廊の先には、幾つものお宮や、御釜殿がありました。
御釜殿の写真は撮っていませんが、近づいただけで他とは異なる空気にぞわり。
御釜殿の中では、釜の鳴る音で祈願が叶うか否かを占う特殊な神事もお願い出来るそうです。
何処に行っても、本殿のお写真はあまり撮らないのですが、ブログを書くにあたっては、撮っておけば良かったなと少し後悔←
神社を2つ回った所で(まだ全体の1/4)吉備路と言えば吉備団子。
勿論頂きました。
こんな袋に入っていまして
こんな風に串に刺さったタイプの吉備団子を発見。
吉備津神社で一本、こうもり塚で一本頂きましたが、サイクリング中、休憩中に頂くのにピッタリのお供でした。
個人的には、後楽園でお庭を眺めながら頂いた、お茶とお団子もとても美味しかったです。
吉備津神社の後は、少し自転車を走らせまして前方後円墳や古墳類を巡りながら総社駅へ向かいます。
(写真を載せようかと思いましたが、古墳と言えど「あぁここはお墓なんだ」と感じる場所が多かったので、写真は控えさせて頂きます)
昔、奈良の古墳巡りをした事がありましたが、こんなに大きく、綺麗な形の古墳が数多く残っているとは思っていなかったので、少しビックリ。
良い意味で、90年代に戻ったような感覚を覚える道中でした。
長い道のりを越え、サイクリングロードがしっかりしてくると、お散歩している人の姿がちらほら。
「のどか」と言う言葉がしっくりくるような、のんびりとした道を超えると見えてくるのが、最後の目的地、備前国分寺です。
綺麗な五重塔が印象的なお寺で、門跡から考えると昔はとても広いお寺だったようです。
昔はどんな姿だったんだろうと考えたら、そわそわし出したのは内緒です(笑)
五重塔の塔の一層目には、それぞれの面に3体ずつ十二支の彫刻がされていました。
この日は見る事は出来ませんでしたが、中には鳳凰像も飾られているそうです。
終わってみれば約4時間の旅でしたが、どの場所も沢山の人の思いを聞き入れて来た場所だからなのか、他の場所とは違う凛とした空気を感じる場所ばかりでした。
昔の方々の信仰の深さや、技術の高さにも驚くばかりですが、昔の人も同じ様にここを訪れたのだろうかと思うと、感慨深いものも。
とは言えきっと、今の私達の意識とは全く別の思いでこの地を訪れていたのでしょうが。
にしても、岡山の県民性なのか、何処に行っても優しい方ばかりで、それもまた、心があたたかくなる、とても素敵な道中でした。
岡山に行かれる際には、皆さまも是非。