酸素ボックスのしくみ
2021.10.15 02:11
こんにちは。
今日は酸素ボックスの仕組みについてお話します。
通常の大気圧は1気圧、酸素濃度は約21%ですが、
酸素ルームでは普通に呼吸するよりも
からだへの酸素供給度を上げることにより
健康増進を図ります。
呼吸によって取り込まれた酸素は、
赤血球中のヘモグロビンと結合して抹消組織まで運ばれます。これを「結合型酸素」といいます。
しかし、この結合型酸素はヘモグロビンの量よりは
多くは運べず、取り込まれる酸素量に限界があります。
また毛細血管は結合型酸素より細いので、血管の汚れなどの体内環境要素とあいまって血流が悪くなりがちです。
酸素には結合型酸素のほかに血液や体液に
分子のまま溶け込んで運ばれる「溶解型酸素」があります。
毛細血管よりも小さく通りやすいサイズなのですが、
その量はほんのわずかです。
この「溶解型酸素」は例えるなら、
サイダーやコーラなどの炭酸飲料のように液体に酸素分子が
溶け込んだようなものですが、
「液体に溶解する気体の量は気圧に比例して増える」
(=ヘンリーの法則)ため、
環境気圧を高めることで血液中に溶解する酸素量を
増加させることができます。
酸素吸入だけでは体に摂り込むことが不可能な酸素量を
酸素ボックス内の気圧上昇によって
溶解型酸素を増やすことができるのです。
高気圧酸素ボックスは『気圧をあげて溶解型酸素を増やす』
ことで酸素供給度をあげる仕組みといえます。