中学受験を描いた漫画!ドラマも始まる「二月の勝者」でわかること
『二月の勝者』という漫画をご存知ですか?
中学受験についてのお話で、内容が結構リアルなんです。もちろんフィクション感もあるのですが、すごく取材されているんだなぁというのが伝わってきて、好きで読んでいます。
実は、教室に置いてある漫画の中でも、ベスト3に入るほど子ども達にも読まれています。一位、二位は『ブラックジャック』と『呪術廻戦』ですから、凄さ伝わりますかね。
子ども達にとっては、エンタメとして楽しいと同時に、同年代の子達が頑張っている姿が刺激にもなるようですね。休憩時間に読んだ後の気合いの入り用がいい感じです。
中学受験って、みんながするわけじゃないんです。
みんなが遊んでいる時間を、中学受験生たちは勉強に割かなければならない。12巻の終わりに出てきた「勉強が好きで好きでたまらない子」ってのも稀にいるのでしょうが、ほとんどはそうじゃありません。親からやらされて始める子もいます。
そんな子ども達が、苦しい思いをしながら、各々覚悟を持っていく過程が、こちらにもエネルギーをくれたりします。
やがて彼らに訪れる、最初は受動的だった勉強が能動的になっていく瞬間。そんな瞬間を「自立」と呼ぶのではないでしょうか。そんな大人への一歩目が、高校受験組よりも少し先に来るイメージですかね。もちろん来ない子もいるのですが。
綺麗な事という感じで述べましたが、その道中の大変さや壮絶さはなかなか想像しづらいものがあります。そんな物語を覗けるという意味でも、気になった方は一度読んでみるといいのではないでしょうか。
そうそう、職業柄、「中学受験ってした方と思いますか?」という質問をいただきますが、「合うか合わないかがあります。覚悟も必要です」というお話をします。
どんな覚悟が必要か、読んでみるとよくわかるかもしれません。
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感動もするんですよね。