スノーボードクロス全日本選手権大会出場の小寺 雅行さんがご来院下さいました。
今日はスノーボードクロス全日本選手権大会出場の小寺 雅行さんがご来院下さいました。
症状はしゃがんで立ち上がる時に左膝裏が痛いのと、腰が痛くなるとのことです。
来シーズンはプロ昇格できるように身体作りを頑張りたい。
小寺さんがしているスノーボードクロスの競技は2日連続で大会があることが多く、1日目はある程度調子よく滑れても、2日目には腰が痛くて、レースをしているどころではないみたいです。
10年ほど前に左膝の手術をしており、左足を使ってしまう身体のクセが残っていました。
身体の状態としては、インナースクワットでは股関節、脊柱の動きが硬く、モモの前に力が入ってしまうため膝にも痛みがあり、上手くインナーマッスルを使えていません。
大腰筋の出力も十分ではなく、立位でも腰で支えている姿勢です。
内臓(腸の周辺や腎臓)にも重さがあり、股関節、脊柱の動きも妨げていました。
あとは右手首の骨折の影響か、右肩甲骨の動きが悪くなっていました。
これらを改善してパフォーマンスを上げるために、施術、トレーニングを行いました。
施術中は、「施術方法が普通じゃないから、どこを調整されているのかわからない」と仰っていました。
普通とはことなるかもしれませんが、西洋医学と東洋医学を統合して、施術・トレーニングを考えております。
施術・トレーニング後は、アウターではなく、インナーを使えるようになったので、動き(特に初動)がスムーズになった、と感想をいただきました。
色んな筋肉、色んな関節を動かして、インナーが使いやすくなったので、インナースクワットも初めより動きやすくなり、意識するところもできるようになりました。
しっかり家でもトレーニングをして、まずは膝、腰の痛みが出ないような身体の使い方を覚えていけるといいですね。
来シーズンはしっかり板を踏めるように頑張りましょう。
https://traning-qualita-naturale.amebaownd.com/
小寺 雅行さん(スノーボード)
経歴
2014年 全日本スノーボード選手権 西日本地区大会(SX)3位
2017年 全日本スノーボード選手権 西日本地区大会(SX)7位
他、多数上位入賞あり
全日本スノーボード選手権大会 スノーボードクロス種目連続出場中