PD(パニック障害、パニック症)治療記 -自分の失敗から学んだ事- 22 "精神障害者保健福祉手帳"
二ヶ月くらい前に、精神障害者保健福祉手帳を申請し受理され、本日市役所に受け取りに行ってきました。
私もそうでしたが、PDは他の精神疾患に比べてなんか軽いような気がして、あまり支援を受けてはいけないのではという考えがあった時もありました。重度の精神疾患でも無いのに、支援なんてだめだろうと。しかし現実には復職まで時間がかかったり、働きながらであってもつらい日々を送る方が多いのも事実です。なので支援を我慢するより、こちらをご覧の方々にPDでも利用できますという事と、制度をしっかり利用することで国にも各企業にもいろんな方々にもPDは疾患であると示したほうが良いと考えるに至りましたので、取得をいたしました。
もちろんしっかり治して、また働き、きちんと納税して恩返しをしていきたいです。
それで、精神障害者保健福祉手帳を取るとどういう良い事があるかはまだよくわかりません。わたしは3級という等級でしたので、そんなにメリットがある感じではなさそうですが、重要なのは企業は(規模によるが)就業者の数%はなにがしかの障害を持つ人を雇わなければならないので、そういう意味では、勤め人で、今休養を頂いてるなどであれば、少し恩返しになるかもしれません。
取得方法は、各都道府県のサイトに載っていると思います(例えば神奈川県)。
基本的には、まず主治医の先生に私の疾患の程度だと精神障害者保健福祉手帳はとれるかどうか聞いて、とれそうなら診断書を書いてもらい、役所に持っていく(身分証明書と証明写真とハンコも持って)感じになります。それから二ヶ月後くらいに等級が決まり、取りに来てくださいと連絡が来ます。
自立支援をとっている人は多いかと思いますが、疾患が長引いてる方は一度検討しても良いと思います。