コンテンツ(アニメ・映画等)を活用した事業に最大二千万円
2017.04.08 00:05
【社会報道】 東京都(知事:小池百合子)は平成二十九年度より四月三日から、アニメや映画等のコンテンツを観光資源として活用し、観光客の誘致に繋げる地域の取組みに対する支援に対する申請を開始した。二十八日迄(申請書必着)。先日に都の予算が都議会で可決したので実施となった。
補助の対象となる実施主体は、都内区市町村と観光振興団体。前者はニ以上の区市町村が「広域連携補助事業者」として実施する事も可能。後者は観光協会や商工会、商工会連合会、商工会議所が対象となる。補助率は前者が三分の二以内で、後者は五分の四以内。
補助限度額は施設・構造物等の建設・改修・整備に関する事業で、二千万円/件。情報発信等に関する事業と集客イベント事業には五百万円/件(但し「広域連携補助事業者」は一千万円/件となる)。一申請者当たりの上限額は二千万円。
申請方法は「都産業労働局HP」より応募書類をダウンロードし、必要事項を記入。必要書類を添付の上で簡易書留により郵送となる。事業の流れは予定として以下の通り。
- 交付申請
- 審査
- 現地調査
- 交付の決定
- 事業実施
- 実績報告
- 完了調査
- 補助金の確定
- 補助金の請求
- 補助金の支払い
予定する取組みの例として、作品の舞台となった地での漫画のキャラクタのモニュメント制作、映画やドラマの撮影が行われたロケ地を紹介する観光マップの制作、地域所縁のアニメに因んだ声優トークショー等の集客イベントの実施等だ。