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SKINNY LISTER

2017.04.07 08:30

イギリスで最も忙しいと賞されたバンドが日本でも踊り出す!

今までにグラストンベリー、コーチェラ、ボナルー、ワープド・ツアー、SXSW等々、イギリス、アメリカ、ヨーロッパ中の数えきれない数のフェスに出演し、フロッギング・モリー(FLOGGING MOLLY)やドロップキック・マーフィーズ(DROPKICK MURPHYS)のツアーに帯同、多い時には1ヶ月に30以上のステージで演奏し「イギリスで今最も忙しいバンド」と賞されたバンド。13年のフジロックで初来日し、連日連夜の大量ステージ出演により、その夏「日本でも最も忙しいバンド」となった。

スキニー・リスター(SKINNY LISTER)は09年にロンドンで結成された、レトロでノスタルジックなフォーク・パンクお祭り集団です。そしてイギリスで最も忙しいと賞されたフェスティバル・バンドでもあります。メンバーは歌うことよりも踊ることの方が多い女性ヴォーカルのローナ・トーマス、足でストンプ・ボックスを踏み鳴らしながらアコースティック・ギターをかき鳴らし歌うダニエル・ヘプティンストールの二人が前面に出て、歌いながら蛇腹を広げるローナの兄マックスウェル・トーマス、同じく歌いながらフラット・マンドリン、エレキギターを響かせるスリム・ブラック、ハワイからやって来たダブル・ベーシストのマイケル・カミーノ、そして2ndアルバム『DOWN ON DEPTFORD BROADWAY / ダウン・オン・デプトフォード・ブロードウェイ』発売前に加入したドラマーのトム・ミルズが周りを固める非常にシンプルな編成。トムのドラムは勿論、ダニエルが踏みならすストンプ・ボックス、各々が演奏する際に叩く楽器の音、足踏み、ローナのダンスのステップで生まれたリズムは、ライブでは気付けばお客さんの手拍子や足踏み、そして掛け声で勢いを増し、最後には大きな輪となりフロアに満ち溢れます。彼らの音楽性はこのようなお祭り要素だけに留まらず、UKロック~トラッド・シーンにも通ずる美しいバラードも魅力です。主にローナがメインのヴォーカルを担当するこれらの曲は、女性ならではの、か細くウィスパーな歌声を、美しいアルペジオの響きに乗せて風の様に運んで来てくれます。それは英国の老舗NMEによって「まるでリラックスしながら過ごす休日のサウンドトラックの様に、とても美しい音楽だ」とも絶賛されたのでした。

マムフォード・アンド・サンズ(MUMFORD & SONS)のグラミー賞最優秀アルバム賞受賞をきかっけに、今また注目度が高まる英国フォークを基盤に、アイリッシュ・フォーク、シーシャンティ(海の男たちが港や船上で合唱する歌)、パブソング等々を織り込んだ、スキニー・リスターのスタイルによるアコースティックな合唱曲がメインの音楽性。それは演奏する場所や楽器に制限されること無く、すぐに何処にでも大きな合唱の渦を生み出すことが出来ます。彼らのショウでは、お酒を片手に持った酔っ払いや、陽気に独自のステップを踏むダンサー、力いっぱい拳を握り上げる労働者、ロングスカートを広げて回る貴婦人から肩を組み一緒に歌うパンクスまで、多くの人々がその心地良いリズムとお酒の匂いに誘われて、幸せなダンスフロアを作り上げるのです。そもそもがフェスに出演する為に結成され(そこでタダ酒を飲みたかったから)、その後多くのフェスティバルを経験してきた強者による、誰も経験したことのない程楽しく、感動的な「祭」をお楽しみ下さい。

Members:

ローナ・トーマス / Lorna Thomas (Vocalist)

ダニエル・ヘプティンストール / Daniel Heptinstall (Vocalist, Acoustic Guitar, Stomp Box)

マックスウェル・トーマス / Maxwell Thomas (Vocalist, Accordion)

サム・ミュール・ブレース / Sam Mule Brace (Vocalist, Concertina, Guitar, Mandolin)

マイケル・カミーノ / Michael Camino (Vocalist, Double Bass)

トム・ミルズ / Thom Mills (Drum)


<OFFICIAL HP>