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SKINNY LISTER『FORGE & FLAGON Japan Edition』

2013.07.16 15:00

SKINNY LISTER『FORGE & FLAGON Japan Edition』
2013年7月17日発売 / ¥2,190 (本体価格)+税 / HUCD-10041


収録曲
1. If The Gaff Don't Let Us Down / 堕ちた船乗りの詩
2. John Kanaka / ジョン・カナカ
3. Rollin' Over / ローリン・オーバー
4. Trawlerman / トロール漁師
5. Peregrine Fly / ペレグリン・フライ
6. Seventeen Summers / 17の夏
7. Wild As The Wind Blows / ワイルド・アズ・ザ・ウィンド・ブロウス
8. Forty Pound Wedding / 40ポンド・ウェディング
9. Kite Song / カイト・ソング
10. Polkas (Jenny Lind/Girl In A Blue Dress) / ポルカ
11. Plough & Orion / プロウ・アンド・オリオン
12. Colours / カラーズ
13. Bonny Away / ボニー・アウェイ (日本盤ボーナストラック)
14. Merry Old Dance / メリー・オールド・ダンス (日本盤ボーナストラック)
15.John Kanaka (Live At The Lexington) / ジョン・カナカ(ライブ・アット・ザ・レキシントン) (日本盤ボーナストラック)
16.Rollin' Over (Live At The Lexington) / ローリン・オーバー(ライブ・アット・ザ・レキシントン) (日本盤ボーナストラック)
17. Risk / リスク(日本盤ボーナストラック)


SKINNY LISTERは09年にロンドンで結成された、レトロでノスタルジックな5人組のフォーク・パンクお祭り集団です。そしてイギリスで最も忙しいと賞されたフェスティバル・バンドでもあります。メンバーは歌うことよりも踊ることの方が多い女性ヴォーカルのローナ・トーマス、足でストンプ・ボックスを踏み鳴らしながらアコースティック・ギターをかき鳴らし歌うダニエル・ヘプティンストールの二人が前面に出て、歌いながら蛇腹を広げるローナの兄マックスウェル・トーマス、同じく歌いながらフラット・マンドリン、テレキャスターを響かせるスリム・ブラック、ハワイからやって来たダブル・ベーシストのマイケル・カミーノが周りを固める非常にシンプルなアコースティック編成。バンドにドラマーはおらず、基本的にはダニエルが踏みならすストンプ・ボックスと、各々が演奏する際に叩く楽器の音、足踏み、ローナのダンスのステップでリズムを取ります。そんな彼らのライブでは、気付けば見ているお客さんも各々のリズムを手拍子や足踏み、そして掛け声で奏で出し、最後には大きな歌の輪と、多くのリズムで満ち溢れます。彼らの音楽性はこのようなお祭り要素だけに留まらず、UKロック~トラッド・シーンにも通ずる美しいバラードも魅力です。主にローナがメインのヴォーカルを担当するこれらの曲は、女性ならではの、か細くウィスパーな歌声を、美しいアルペジオの響きに乗せて風の様に運んで来てくれます。それは英国の老舗NMEによって「まるでリラックスしながら過ごす休日のサウンドトラックの様に、とても美しい音楽だ」とも絶賛されたのでした。

13年、MUMFORD & SONSのグラミー賞最優秀アルバム賞受賞をきかっけに、今また注目度が高まる英国フォークを基盤に、アイリッシュ・フォーク、シーシャンティ(海の男たちが港や船上で合唱する歌)、パブソング等々を織り込んだ、SKINNY LISTERのスタイルによるアコースティックな合唱曲がメインの音楽性。それは演奏する場所や楽器に制限されること無く、すぐに何処にでも大きな合唱の渦を生み出すことが出来ます。彼らのショウでは、お酒を片手に持った酔っ払いや、陽気に独自のステップを踏むダンサー、力いっぱい拳を握り上げる労働者、ロングスカートを広げて回る貴婦人から肩を組み一緒に歌うパンクスまで、多くの人々がその心地良いリズムとお酒の匂いに誘われて、幸せなダンスフロアを作り上げるのです。多くのフェスティバルを経験してきた強者による、誰も経験したことのない程楽しく、感動的な「祭」をお楽しみ下さい。

今作はFUJI ROCK FESTIVAL ’13の会場で最も売れたアルバムに認定されました。


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